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人間愛を描いた名作「チョコレートドーナツ」

タイトル チョコレートドーナツ
原題 ANY DAY NOW
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 トラヴィス・ファイン
出演 アラン・カミング、アイザック・レイヴァ、フランシス・フィッシャー、グレッグ・ヘンリー、クリス・マルケイ、ドン・フランクリン、ジェイミー・アン・オールマン、ギャレット・ディラハント
収録時間 97分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星4つ

映画のポイント

一組のゲイカップルと、ドラック中毒の親が刑務所に入り、1人ぼっちになったダウン症の少年。彼らの心温まる共同生活や、社会の偏見や差別と戦う姿を描いた感動のヒューマンドラマです。1979年に実際にあった話を元にして作られています。

冒頭のあらすじ

1979年のカリフォルニア。シンガーを目指しているルディ(アラン・カミング)は、ゲイバーでショーダンサーとして働いていた。

そこにやってきたのが、弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)。ポースはゲイであることを隠しながら生きてきた男で、妻とは離婚したばかりだった。

ポールとルディはまるで運命のように惹かれ合い、恋に落ちていった。

ルディの隣りの部屋には、薬物依存症の母親と、ダウン症の少年・マルコ(アイザック・レイヴァ)が住んでいた。

ある日、ルディはマルコが1人部屋に取り残されているのを発見。実は、母親が警察に捕まって刑務所に入ることになり、マルコは一人ぼっちになっていたのだ。

マルコのことが心配でたまらなくなったルディは、弁護士のポールに早速相談するのだが・・・。

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「チョコレートドーナツ」を見た感想

人間愛や家族愛の大切さを、本当に深く考えさせられる映画でしたね。

ダウン症の少年マルコの母親は薬物依存症であり、子育てを行うには不適格な状態です。一方、ゲイで人間愛に溢れているルディは、誰よりもマルコのことを心配し、家族以上の存在として愛情を注いでいきます。

しかしながら、そこには法律や差別、偏見が常に介入してしまい、尊い人間愛を遮ってしまう・・・。

人間愛や家族愛の尊さは、何ものにも変えがたいものであることを、教えられたようでした。

日本ではなかなか見られない種類のストーリーの映画なので、1度は見ておく価値があると思います。


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