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アル・パチーノ主演の傑作!「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」

タイトル セント・オブ・ウーマン 夢の香り
原題 SCENT OF A WOMAN
製作年/製作国 1992年/アメリカ
監督 マーティン・ブレスト
出演 アル・パチーノ、クリス・オドネル、ジェームズ・レブホーン、ガブリエル・アンウォー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ブラッドリー・ウィットフォード
収録時間 156分
映画賞 <1992年 アカデミー賞>
主演男優賞:アル・パチーノ
<1992年 ゴールデン・グローブ賞>
作品賞(ドラマ)、男優賞(ドラマ):アル・パチーノ、脚本賞:ボー・ゴールドマン
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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

気難しく、我が強い盲目の退役軍人と、アルバイトで彼を見守る役を務める学生が、共に旅をするうちに心を通わせていく感動のヒューマンドラマ。

アル・パチーノが1992年のアカデミー賞で主演男優賞を獲得しており、本当に素晴らしい役を演じきっています。偏屈ながらも魅力的な盲目の男が、私達にも大きな感動と気付きを与えてくれる傑作映画です。

冒頭のあらすじ

全寮制の名門高校に通う奨学生のチャーリー(クリス・オドネル)は、クリスマスに実家に帰る旅費を稼ぐため、アルバイトを探していた。

チャーリーが見つけた仕事は、盲目の男性の見守る仕事。旅行に出る間だけ、父の様子を見ていて欲しいとのことだった。早速その家を訪れたチャーリーは、盲目の退役軍人、フランク(アル・パチーノ)と面会。

初対面にも関わらずフランクから厳しい言葉をかけられたチャーリーは、一度は仕事を断ろうとする。しかし、娘さんの説得によって渋々引き受けることになった。

翌朝、学校では校長のトラクスが、愛車のジャガーと共にペンクまみれにされるイタズラが発生。校長はその犯人を知っているチャーリーと同級生のジョージ(フィリップ・S・ホフマン)を呼び出したが、2人は決して犯人を明かそうとしなかった。

しかし、チャーリーは1人校長の部屋に残され、翌週の特別集会で犯人の名を明かさない場合は退学を申し渡すと脅し、さらに犯人の名を明かした場合は奨学生としての大学進学を推薦するという交換条件を提示されてしまう・・・。

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「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」を見た感想

アル・パチーノがアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品なのですが、もう大納得の演技でした。

気難しい上に我が強く、そして女好きな上に盲目という非常に難しい役どころを、実に見事に演じ切っていたと思います。この主人公の役はアル・パチーノ以外考えられなくなるぐらい、はまりにはまっていた役でした。

主人公の退役軍人・フランクは、本当に頑固で次から次へと物申すような男です。始めはそんな彼に対して嫌悪感を抱いていましたが、ストーリーが進行するにつれて、いつの間にかフランクの味方になってしまいました。チャーリーと同じ心境ですね。

また、盲目であることの苦悩や人生への絶望なども垣間見ることが出来て、本当に深みのある人物でした。

派手はシーンはほとんどありませんが、人生の意義や友情の大切さなどをしみじみと考えさせてくれましたね。

映画好きな方はもちろんのこと、普段映画をあまり見ない方にもおすすめの一作だと思います。世代を超えて大きな感銘を与えてくれる作品なので、ぜひご覧頂ければ幸いです。


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