感染症の恐怖を描いた2013年の韓国映画「FLU 運命の36時間」
タイトル | FLU 運命の36時間 |
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原題 | THE FLU |
製作年/製作国 | 2013年/韓国 |
劇場公開日(日本) | 2013年12月14日 |
配給 | CJ Entertainment Japan |
監督 | キム・ソンス |
キャスト (出演者) |
チャン・ヒョク、スエ、パク・ミナ、ユ・ヘジン、キム・ギヒョン、マ・ドンソク |
収録時間 | 121分 |
動画配信サービス | |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
感染症が人類にもたらす恐怖を描いた、2013年のパニック・サスペンス映画。韓国では観客動員数が300万人という大ヒットを記録し、感染症の恐ろしさを痛烈に描いています。
感染スピードが早く、致死率が高い感染症が広まったら、一体どうなってしまうのか。後半はとても衝撃的な展開が待ち受けていました。
主演は「僕の彼女を紹介します」で知られるチャン・ヒョクで、2017年の韓国映画「犯罪都市で主演を務めたマ・ドンソクも出演しています。
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映画「FLU 運命の36時間」の冒頭のあらすじ
韓国の郊外にある街・盆唐。密入国者を迎え入れるため、2人の男が貨物コンテナの保管場所に向かった。
2人はコンテナのドアを開けたが、人の気配がしない。携帯電話のライトでコンテナの中を照らすと、ほとんどの人々が亡くなっていた。2人は生き残った1人の若者をトラックの荷台に乗せ、目的地へと向かう。
しかし、若者を確保した男の1人は、移動中に体調が急変。口から血吹き出し、状態がどんどん悪化していった。この状態を心配したもう1人の男は、彼を病院へと搬送する。
その頃、救急隊員のジグ(チャン・ヒョク)は、事故に巻き込まれた女性・イネ(スエ)の救出活動を行っていた。ジグは間一髪のところで、イネの救出に成功。2人は運命的な出会いを果たした。
イネは一人娘と一緒に暮らしており、医師として働いている。ある日の夜、イネに急患の連絡が入り、彼女は急遽病院へ向かった。
するとそこには、密入国者の売買に関わった男が隔離されていた。イネはすぐにこの男の容態を調べ、鳥インフルエンザの可能性があると疑うのだが・・・。
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新型コロナウィルスの問題に通じる話題作
新型コロナウィルスの感染拡大が世界的な問題になっている2020年7月に鑑賞したのですが、もしも、感染力と致死率の両方が高い感染症が発生してしまったら、一体どうなるのか・・・。
感染症のみならず人間の恐ろしさも痛烈に描いた、とてもリアリティの感じられる映画でした。
この映画での感染症は、鳥インフルエンザの突然変異によるものが描かれています。発生源は”劣悪な環境下での強制密入国者”だったのですが、たった1ヵ所の発生源から、瞬く間に都市中へ広まってしまいます。
その過程がとてもリアルに描かれていて、感染症の恐ろしさをまざまざと見せつけられた感じですね。
もしも新型コロナウィルスが変異し、致死率が高まってしまったら・・・。この映画のようなことが絶対に起こらないとは言い切れません。
またこの「FLU 運命の36時間」では、恐ろしい感染症が発生した時の政府や国際社会の対応についても、しっかり描いています。
パンデミックの危機を防ぐために、国や世界が一体どういう選択肢をもっているかという点でも、ある意味参考になりました。
新型コロナウィルスが大きな問題になっている今、一度は見ておくべき映画かもしれません。
今回の「FLU 運命の36時間」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2020年7月23日)
ユーネクストの公式サイトはこちら↓
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