安藤サラクがアカデミー最優秀主演女優賞を受賞!百円の恋
タイトル | 百円の恋 |
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製作年/製作国 | 2014年/日本 |
配給 | SPOTTED PRODUCTIONS |
監督 | 武正晴 |
映画賞 | 第39回アカデミー賞:最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞 |
キャスト (出演者) |
安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子、早織、宇野祥平、坂田聡、根岸季衣、重松収、沖田裕樹 |
指定 | R15+ |
収録時間 | 113分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
32歳のひきこもり女性が、妹と喧嘩して家出。その後あるきっかけで好きな人と急接近し、やがてボクシングに打ち込んでいく姿を描いた人間ドラマです。
主演の安藤サクラさんは、この映画で第39回アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞します。それにも大納得できるぐらい、本当に熱のこもったスゴイ演技でした。
はじめはダメダメだったアラサーの女性が、どのように変化していくのか・・・。想像以上におもしろかったです。思わず笑ってしまう場面があったり、感動させてくれるシーンがあったり、見ているこっちが勇気づけられてしまうところがあったりなど、不思議な魅力を持つ映画です。
本当に予想以上におもしろいので、おすすめですよ(^^♪
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映画「百円の恋」の冒頭のあらすじ
実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた32歳の一子(安藤サクラ)。実家ではお弁当屋さんを営んでいたが、一子は全く手伝おうとしない。
そんな中、妹の二三子が離婚し、小さい息子を連れて実家に戻ってきた。二三子は家の弁当店を手伝うも、一子は甥っ子とゲーム三昧。そんな姉の姿に怒った二三子は、一子に暴言を吐く。
やがて2人は取っ組み合いの喧嘩になり、一子は家を出ていくことになった。
安いアパートで一人暮らしを始めた一子は、いつも通っていた小さい百円ショップでアルバイトを始める。人手が足りない深夜勤務となり、そこでは口うるさい40代の男性と一緒に働くことが多かった。
そんな一子の楽しみと言えば、百円ショップの通り道にあるボクシングジムを覗き見すること。そのジムでストイックにトレーニングに打ち込むボクサー・狩野(新井浩文)のことが気になっていたのだ。
ある日、その狩野は一子が勤める百円ショップに、バナナを買いに来た。しかし、レジでちょっとしたトラブルになり、狩野はレジにバナナを置き忘れてしまう。
これをきっかけにして、狩野と一子は顔見知りに。やがて驚いたことに、狩野の方から一子をデートに誘い、2人の距離は急接近して行くのだが・・・。
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不思議な魅力が詰まった素晴らしい映画!「百円の恋」の感想
映画の始まりはもう本当にダメダメのアラサーニート女子が出てきて、「うわ〜どうなるのかな・・・」と思って見始めましたが、後半はもう本当におもしろかったです。
そのギャップにぐいぐい引き込まれ、終盤は全く目が離せませんでした。
こんなスゴイ映画が存在してたんだ・・・と思うぐらい、不思議なおもしろさや、何とも言えない感覚・感動を与えてくれる作品でしたね。
主人公の一子を演じた安藤サクラさんがアカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞しましたが、当時この映画を見ていなかった私は正直なところ「なんで!?」と思いました。
しかし、映画を見終わった今では、この受賞は絶対に間違いなどではないこと、そして唯一無二の素晴らしい演技をされていたことを、改めて知りましたね。
アメリカでは何十キロも痩せたりなど、衝撃的な役作りをした俳優さんが主演男優賞を受賞したりします。でも、安藤さんの場合はそれだけではありません。アラサーニートの役作りだけでなく、実に泥臭い演技も光っていました。
ロッキーやサウスポーなど、ボクシング映画にははいろいろな名作がありますが、こんなテイストの作品は初めてです。
滅多にない種類のすばらしい作品ですので、すべての映画ファンの方々へおすすめしたいです(^^♪
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