海底油田爆発事故の実話を映画化!バーニング・オーシャン
タイトル | バーニング・オーシャン |
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原題 | Deepwater Horizon |
製作年/製作国 | 2016年/アメリカ |
劇場公開日(日本) | 2017年4月21日 |
配給 | KADOKAWA |
監督 | ピーター・バーグ |
キャスト (出演者) |
マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ケイト・ハドソン、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、イーサン・サプリー |
収録時間 | 107分 |
動画配信サービス | |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画の見どころ>
メキシコ湾沖80kmの場所にある巨大な石油掘削施設にて、大規模な事故が発生。
事故に至るまでの過程や、爆発から必至で逃げる人々の姿を描いた2016年製作のアメリカ映画です。
主演は「ザ・ファイター」や「ザ・シューター/極大射程」など、数々の映画で主演を務めてきたマーク・ウォールバーグで、カート・ラッセルやケイト・ハドソンなどの著名な俳優も共演しています。
2010年に起きた「メキシコ湾原油流出事故」の実話を元にして作られた映画であり、大規模な労働災害の恐ろしさを痛感させられる作品です。
<映画賞>
第89回 アカデミー賞(2017年)ノミネート⇒ 視覚効果賞、音響編集賞
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映画「バーニング・オーシャン」の冒頭のあらすじ
マイク・ウィリアムズ(マーク・ウォールバーグ)は、トランスオーシャンという名の石油掘削会社に勤める技術者。
2010年4月、マイクはBP社が所有するメキシコ湾の巨大な海底油田「ディープウォーター・ホライゾン」で働くことが決まっていた。
彼の役割はチーフ電気技師で、勤務期間は3週間。
妻のフェリシア(ケイト・ハドソン)と娘のシドニーの3人で暮らしていたマイクは、しばらく会えなくなる2人との時間を楽しんでいる。
任務の初日、マイクは掘削作業を指揮するジミー・ハレル(カート・ラッセル)や、施設の操縦士であるアンドレア・フレイタス(ジーナ・ロドリゲス)と一緒に、ヘリコプターに乗り込んだ。
ディープウォーター・ホライゾンに到着すると、ジミーはすぐに進捗状況を確認する。
その中でジミーが重要視していたのが「セメントテスト」だった。
セメントテストは掘削を安全に行うための大切な試験であり、ジミーは担当者にセメントテストの実施の有無を問いただす。
そしてセメントテストが実施されていないこと、その上、担当の業者は既に引き上げてしまったことが発覚した。
一体なぜ、安全を確保するための重要なテストが行われなかったのか。
ジミーはすぐにBP社の現場管理者であるドナルド・ヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)がいる事務所へ向かい、事情を訊ねた。
するとドナルドは、工期が当初の計画から43日も遅れており、コスト削減と遅れを取り戻すため、セメントテストは実施しない判断を下したという。
ジミーとドナルドは口論になったが、ドナルドはBP社の人間であり、請負会社の人間であるジミーは、この判断を覆すことができない。
話し合いの末、負圧テストだけは事前に実施することになるのだが・・・。
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労働災害・人災の恐ろしさを痛感!バーニング・オーシャンを見た感想
実際に起きた労働災害の大事故を元にして作られた映画ということで、大きな興味を抱いて鑑賞してみたところ・・・!
安全対策への意識の欠如が招いてしまった、本当に切なく、大変な人災の実情がリアルに描かれていました。
一体なぜ、掘削作業に必要な安全テストが行われなかったのか。
その理由は、
・コスト削減
・工期の遅れを取り戻すため
の2つです。
つまり、安全性を確保することよりも、会社の利益を優先してしまったことが、大きな原因となりました。
しかもこの労災事故は、労働者の安全を守れなかっただけでなく、会社に甚大な損害をもたらしてしまいます。
会社のために良かれと思ったことが、結果として大きなマイナスになってしまったのですから、これほど悲しいことはありません。
安全第一がいかに重要なことなのか、痛感させられる映画でしたね。
ちなみに各映画サイトの平均評価は、下記のようになっていました。
〜各映画サイトの平均評価〜
Yahoo!映画:3.5 / 5(1,525件)
映画.com:3.6 / 5(149件)
IMDb:7.1 / 10(186,000件)
労働災害の恐ろしさを教えてくれる貴重な映画ですので、まだご覧になっていない方へぜひおすすめしたいです。
今回の映画「バーニング・オーシャン」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2024年10月15日)
⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら
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