実話をもとにしたボクシング映画の名作!ザ・ファイター
タイトル | ザ・ファイター |
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原題 | The Fighter |
製作年/製作国 | 2011年/アメリカ |
配給 | ギャガ |
監督 | デビッド・O・ラッセル |
映画賞 | <第83回アカデミー賞> 助演男優賞(クリスチャン・ベール)、助演女優賞(メリッサ・レオ) |
指定 | PG12 |
キャスト (出演者) |
マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ、ジャック・マッギー、フランク・レンズーリ |
収録時間 | 115分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
実在した伝説のボクシング世界チャンピオン、ミッキー・ウォードと、彼と二人三脚で歩んできた兄、ディッキー・エクランドの姿を描いた、実話をもとにして作られたボクシング映画です。
兄のディッキー役をクリスチャン・ベールが、主人公のミッキー役をマーク・ウォールバーグが熱演。クリスチャン・ベールは見事、この年のアカデミー助演男優賞を受賞しています。
麻薬に手を染めた兄と、土壇場まで追い込まれたプロボクサーの弟。言葉では言い表すことのできないぐらい固く結ばれた2人の絆が、泥臭く、そして感動的に描かれています。
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映画「ザ・ファイター」の冒頭のあらすじ
マサチューセッツ州の小さな町・ローウェルには、2人のプロボクサーの兄弟がいた。
兄のディッキー・エクランド(クリスチャン・ベール)はかつて超有名ボクサーからダウンを奪ったことがある伝説の男。しかし今では麻薬に溺れ、日々堕落した生活を送っている。
一方、父親違いの弟ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)は堅実な性格であり、労働者として働きながらプロボクサーとして試合に挑んでいた。
しかし、ミッキーは兄のディッキーと母親のアリス(メリッサ・レオ)の言いなり状態。お金のために不利な対戦カードを組まされ、ボクサーとして不遇な日々を送っている。
ある日、ミッキーはバーで働く女性、シャーリーン(エイミー・アダムス)をデートに誘う。2人はすれ違いを経て急速に仲が深まり、やがて恋人同士になった。
そんな中、兄のディッキーは仲間と共に窃盗を企て、警察に逮捕されてしまう。騒ぎを止めに入ったミッキーも警察に捕らえられ、大切な拳をつぶされてしまい・・・。
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家族の絆も描いたボクシング映画の名作!ザ・ファイター
家族や恋人との確執や喧嘩、そして大きな絆を描いた、本当に素敵な作品でした。ボクシングというスポーツを通して、家族の絆の大切さを教えられたような気がします。
特に素晴らしかったのが、世界チャンプを目指すミッキーのために、仲たがいしていた兄のディッキーと恋人のアリスが、和解するシーンです。
絶対に仲良くなることは無いだろうと思われた2人が、あんな形で心を通わすシーンは、見ていてしびれましたね。演技の枠を超えた、とてもリアルな描写でした。
この作品ではクリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、マーク・ウォールバーグというハリウッドで主役級を務める3大名優が共演しています。
それぞれが個性的で人間味あふれる人物を演じていましたが、最も強烈だったのはジャンキーなディッキー役を演じたクリスチャン・ベールですね。
髪の毛は禿げ上がり、体はやせ細り、堕落しきった男役を、見事に演じられていました。ダークナイトのブルース・ウェイン役と比べると天と地の差がありますが、この年のアカデミー賞助演男優賞を受賞したことにも、納得の演技でしたね。
ボクシング映画がお好きな方はもちろんのこと、泥臭い人間ドラマがお好きな方には、間違いなくお薦めの映画だと思います。よろしければ、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
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