プロミシング・ヤング・ウーマン（2020年の映画）の感想

タイトル	プロミシング・ヤング・ウーマン
原題	Promising Young Woman
製作年／製作国	2020年／アメリカ
劇場公開日（日本）	2021年7月16日
配給	パルコ
監督	エメラルド・フェネル
キャスト （出演者）	キャリー・マリガン、ボー・バーナム、アリソン・ブリー、クランシー・ブラウン、ジェニファー・クーリッジ、クリス・ローウェル
収録時間	113分
映倫区分	PG12
おすすめ度

＜映画のポイント＞

夜な夜な一人でバーに繰り出し、誘ってくる男性に復讐を企てる主人公の女性。彼女は何を思い、一体なぜ男性に報復しているのか。

彼女の背景や現在進行形で進んでいる復讐の実情を、サスペンスフルな描写で綴ったサスペンス映画です。

主演は「華麗なるギャツビー」や「１７歳の肖像」のキャリー・マリガンで、女優としても有名なマーゴット・ロビーが製作としてこの映画に携わっています。

米アカデミー賞では作品賞や監督賞、主演女優賞など５部門でノミネートされ、脚本賞を受賞しました。

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カサンドラ・トーマス（キャリー・マリガン）はかつて、医師を目指す医大生だった。優秀な成績で輝かしい将来が待っていると思われていたが、ある出来事をきっかけに、彼女は大学を中退してしまう。

その出来事とは親友のニーナが、同級生の人気者であるアルに襲われるという事件だった。ニーナは学校の責任者をはじめとして周囲に被害を訴えたが、聞き入れてもらえなかった。

心に大きな傷を負ったニーナは、やがて自殺をする。そしてカサンドラは学校を辞め、今現在は両親と一緒に住み、近所の喫茶店で働いていた。

カサンドラは覇気が無く、友達や恋人もいない。仕事もやる気が見受けられず、毎日を無駄に過ごしているかのようだった。

しかし、カサンドラには別の一面があった。

それは夜になるとバーに繰り出し、酔ったふりをして男に誘惑させ、２人きりになった時に制裁を加えるというものだった。カサンドラはこれまで、たくさんの男達に制裁を加え続けている。

そんなある日、カサンドラの働く喫茶店に、医学生時代の同級生であるライアンが訪れた。

カサンドラに惹かれたライアンは、彼女をデートに誘う。そしてカサンドラも少しずつライアンに惹かれていくのだが・・・。

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劇場公開時にＴＢＳの「王様のブランチ」で紹介されており「この映画はおもしろそう・・・！」と思っていた作品が、この「プロミシング・ヤング・ウーマン」でした。

 

2022年1月にユーネクストでの配信がスタートし、早速鑑賞してみたのですが・・・。

 

サスペンスフルな展開でとても見応えのある作品でしたね。

 

まず主人公のキャシーことカサンドラですが、人生に対しての生きがいとやる気を失っており、堕落した女性に見えます。

 

しかし、夜になるとバーに繰り出し、誘ってくる男性に制裁を加えているのですが、一体なぜ、彼女がこんなことを繰り返し行っているのか全く理解できません。

その理由が過去の出来事を交えながら、少しずつ紐解かれているのですが・・・。

ストーリー展開もアップダウンがあり、最後は本当に予想外の展開が待ち受けていました。

この「プロミシング・ヤング・ウーマン」は映画界からも高く評価されており、複数の賞を受賞しています。

〜映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」の受賞歴〜

〇第93回(2021年)アカデミー賞

脚本賞を受賞

（作品賞、監督賞、主演女優賞、編集賞はノミネート）

〇第78回(2021年)ゴールデングローブ賞

最優秀作品賞(ドラマ)、最優秀主演女優賞(ドラマ)、最優秀監督賞、最優秀脚本賞でノミネート

〇第46回LA批評家協会賞

女優賞、脚本賞を受賞

またYahoo!映画やアメリカのIMDbでも高く評価している人が多いのですが、私も実際に鑑賞してみて、この評価に納得できました。

〜各映画サイトの評価〜

Yahoo!映画：4.01 / 5（639件）

映画.com：3.9 / 5（250件）

IMDb：7.5 / 10（146,459件）

サスペンスフルな展開が映画がお好きな方へ、ぜひおすすめしたいです。

今回の「プロミシング・ヤング・ウーマン」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。（記事執筆日：2022年1月9日）

⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら

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