2020年公開!ミステリー映画の話題作「罪の声」
タイトル | 罪の声 |
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製作年/製作国 | 2020年/日本 |
劇場公開日(日本) | 2020年10月30日 |
配給 | 東宝 |
監督 | 土井裕泰 |
原作 | 塩田武士 |
キャスト (出演者) |
小栗旬、星野源、市川実日子、松重豊、古舘寛治、宇野祥平、篠原ゆき子、原菜乃華、火野正平、梶芽衣子、宇崎竜童 |
収録時間 | 142分 |
動画配信サービス | ユーネクスト |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士の同名ミステリー小説「罪の声」を原作とし、「いま、会いにゆきます」や「映画 ビリギャル」などの代表作で有名な土井裕泰監督が作り上げた2020年公開の日本映画。
昭和最大の未解決事件をモチーフにし、事件の裏に秘められた真実を、大手新聞社の記者が少しずつ紐解いていきます。
主演の記者役を演じたのは、小栗旬さん。日本アカデミー賞では主演男優賞を受賞しており、脚本賞では最優秀賞を受賞しました。
犯人は一体誰なのか。そして”罪の声”の持ち主は今、平和に暮らせているのか。大手映画サイトでも高い評価を受けている、見応えのある名作映画です。
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映画「罪の声」の冒頭のあらすじ
曽根俊也(星野源)は、京都市で紳士服のテーラーを営んでいた。妻と娘の3人暮らしで、慎ましく、幸せな毎日を送っている。
2015年夏のある日。俊也は父親の遺品の中から、黒革の手帳とカセットテープを発見。手帳には、英文のメモ書きがびっしりと綴られている。
さらにカセットテープを再生すると、小さな男の子が何かを語る音声が聞こえてきた。
その音声を聞いた俊也は、ゾッとする。
なぜなら音声の内容は、昭和最大の未解決事件と言われた「ギンガ萬堂事件」で使われた脅迫文であり、発しているのは自分だと気付いたからだ。
しかしながら幼い頃だったので、俊也は自分の声を録音されたという記憶がない。
どうして、自分が脅迫文を読んでしまったのか。その謎を探るために、俊也は父親と親交があった人物を尋ねてみようと決意する。
同じころ、大日新聞本社の文化部に勤務していた阿久津英士(小栗旬)は、社会部の上司に呼び出されていた。
大阪新聞では年末の特集記事として、時効を迎えながらも人々の記憶に大きく残っている未解決事件「ギンガ萬堂事件」について特集する予定だったのだ。
調査を始めた大阪新聞は、ギンガ萬堂事件が起こる前に、イギリスで内容が非常に似ている「ハイネケン事件」が発生している事に着目。
阿久津は上司からの依頼を受け、このハイネケン事件を調査することに。そして事件の関係者を取材するため、イギリスへ飛び立っていく。
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思わず涙が溢れました。罪の声を見た感想
劇場公開時に評価が高く、ユーネクストでは2021年4月下旬に配信がスタートしたので、仕事が休みの日に鑑賞してみました。
物語は”昭和最大の未解決事件”をモチーフにしており、時効が経過した後に、若き新聞記者と”罪の声”の持ち主が事件の真相を紐解いていくという内容です。
登場人物が多く、最初は「ちょっと難しい映画だな」と思っていたのですが、ストーリーが進行するにつれてどんどん惹き込まれていきます。
そしてラストでは事件の真相をしっかりと描いており、本当に心を揺さぶられる見事なミステリー映画だと思いました。
またこの事件の裏には、予想だにしなかった被害者や、悲しき事実が隠されています。
その真実が明らかになった時は、思わず涙が溢れてきましたね。
事件の被害者の心にもしっかりと寄り添っており、高く評価する人がたくさんいたことにも納得です。
ちなみに2021年4月25日時点の各映画サイトの評価は、以下の通りです。
Yahoo!映画 ⇒ 4.04点(評価:3,435件)
映画.com ⇒ 3.9(全412件)
そして監督は「いま、会いにゆきます」や「映画 ビリギャル」などで有名な土井裕泰さんなので、期待していた方も多いと思うのですが、その期待にも見事に応えてくれました。
私達に大きな感動と思慮を与えてくれる名作・傑作映画ですので、まだ見ていない方へ是非おすすめしたいです。
今回の映画「罪の声」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2021年4月25日)
⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら
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