ラッセル・クロウが凶悪な男を熱演!2020年のサスペンス・スリラー映画「アオラレ」
タイトル | アオラレ |
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原題 | Unhinged |
製作年/製作国 | 2020年/アメリカ |
劇場公開日(日本) | 2021年5月28日 |
配給 | KADOKAWA |
監督 | デリック・ボルテ |
映倫区分 | PG12 |
キャスト (出演者) |
ラッセル・クロウ、カレン・ピストリアス、ガブリエル・ベイトマン、ジミ・シンプソン、オースティン・P・マッケンジー、スティーヴン・ルイス・グラッシュ |
収録時間 | 90分 |
動画配信サービス | |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
「グラディエーター」や「3時10分、決断のとき」など数々の名作映画で主演を務めてきたラッセル・クロウが、凄まじいほどの”あおり運転”を繰り広げる2020年製作のサスペンス・スリラー映画。
主人公の男は一体なぜ、これほどまでに執拗なあおり運転を強行したのか。
そのきっかけや成り行き、そして最終的な事の終結まで、緊張感あふれる描写で綴られています。
90分間で見れる、ハラハラ・ドキドキの映画です。
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映画「アオラレ」の冒頭のあらすじ
大雨が降り続いていたある日の夜。
住宅街の一角で、大きな車に乗っている男(ラッセル・クロウ)が苦悶の表情を浮かべていた。
そして次の瞬間、ハンマーと石油ボンベを手に取り、目的の家へ向かって歩き出す。
男はハンマーでドアを開け、中に居た男女を殺害。
石油を家の中にまき散らし、火をつけてしまう。
男は車に乗って逃げだすと、家は爆発し、大きな炎に包まれてしまった。
一方、夫との離婚裁判中だったレイチェル(カレン・ピストリアス)は、弁護士のアンディと電話で話をしていた。
レイチェルの息子カイルは、母親に「早く行かないと学校に遅れてしまう」と言って急かす。
2人は身支度を整えて車に乗り、急いで学校へ向かったものの、道路は大渋滞。
焦ったレイチェルは高速道路に入ったが、またしても渋滞にハマってしまう。
子供の学校のみならず、自分の職場にも遅刻してしまったレイチェル。
そんな時、職場から丁度連絡が入る。そして遅刻が多いことを理由にして、レイチェルは職場から解雇を通告されてしまった。
仕方なく高速道路を降りたレイチェルは、前の車が青信号でも動かないことに腹を立てた。
そしてクラクションを2回程鳴らしたが、その車は全く動く気配がない。
レイチェルは勢いよくアクセルを踏み、前の車を追い越したのだが・・・。
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リアリティのあるサスペンス&パニック映画!アオラレを見た感想
日本でも社会問題になっている”あおり運転”の恐怖を描いた映画ということで気になって鑑賞してみたところ・・・
あおり運転に至る心理状態や、被害を受けた人の恐怖をしっかり描いた、予想以上にスリルのある映画でした。
”サスペンス・スリラー映画”というジャンルというよりは、”カーアクション×パニック映画”と表現した方がぴったりかもしれません。
ちなみに原題の「Unhinged」の意味は、”不安定な、気の動転した、錯乱した、動揺した”です。
あおり運転をする人に向けた言葉かと思いきや、あおり運転をさせる側にも、何らかのきっかけが隠されている可能性もあります。
今回のきっかけは、青信号でも直進しない車への過剰なクラクションでした。
クラクションを鳴らさせて怒る人は少なくないと思いますし、相手の精神状態を知らない状態でクラクションを鳴らすことは、控えた方が無難だと改めて思い知った気もします。
主人公のラッセル・クロウは、驚くほどの巨漢になり、凶悪なサイコパスを熱演していました。
オスカー俳優だけに、その狂気に満ちた雰囲気は凄まじいものがありましたね。
ちなみに2022年7月時点の各映画サイトの平均評価は、下記のようになっていました。
〜各映画サイトの平均評価〜
Yahoo!映画:3.3 / 5(580件)
映画.com:3.4 / 5(176件)
IMDb:6 / 10(66,407件)
執拗なまでに追撃し続けるあおり運転の結末は、一体どうなるのか。
これも大きな見どころだと思います。
終盤はまるでサバイバル映画になっており、最後まで見応えのある作品でした。
今回の映画「アオラレ」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2022年8月1日)
⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら
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