中島みゆきの名曲をもとに作られた2020年の映画「糸」
タイトル | 糸 |
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製作年/製作国 | 2020年/日本 |
劇場公開日(日本) | 2020年8月21日 |
配給 | 東宝 |
監督 | 瀬々敬久 |
キャスト (出演者) |
菅田将暉、小松菜奈、山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、永島敏行、竹原ピストル、田中美佐子、成田凌、山口紗弥加、倍賞美津子、斎藤工、榮倉奈々 |
収録時間 | 130分 |
動画配信サービス | |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
1998年に大ヒットした中島みゆきの名曲「糸」をモチーフにして作られた、2020年公開の日本映画。
平成元年生まれの男女2人の半生と愛の物語が、感受性の溢れる演技と映像で情緒豊かに綴られています。
主演は数々の映画に出演してきた若手人気俳優の菅田将暉と、「恋は雨上がりのように」などの代表作で有名な小松菜奈の2人です。
さらに、「64 ロクヨン」など数々の名作を手掛てきた瀬々敬久が監督を務めています。
子供の頃に運命的な出会いを果たした2人は、どのような人生を歩んでいくのか。ラストの展開も必見です。
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映画「糸」の冒頭のあらすじ
平成元年生まれの高橋漣(れん:菅田将暉)と園田葵(あおい:小松菜奈)。
北海道で育った2人は、13歳の時に美瑛の花火大会で出会う。漣はサッカー部に所属しており、試合の日、葵は漣のためにお弁当を持参。その帰り道、漣は葵に「好きだ」と告白した。
その後、葵は漣に「まだ帰りたくない」と言う。しかし、漣は「親が心配するから、明日また美瑛の丘で会おう」と告げ、2人は別れた。
翌日、漣は学校終わりに美瑛の丘で葵のことを待っていたが、彼女は来なかった。
漣は葵の友人に行方を尋ねてみたところ、葵は学校にも来ていないと言う。
漣は心配になって彼女の家を訪ねたが、そこには誰もいない。近所にある飲食店の女将さんの話では、夜逃げ同然で町から出て行ったと言うのだ。
葵のことが気になる漣はその後、葵が札幌に引っ越したことを知る。
やがて彼女の家を訪ねてみたところ、葵は殴られた傷を隠すために、眼帯をしていた。実は葵は母親の恋人から酷い暴力を振るわれており、大変な日々を送っていたのだ。
事情を知った漣は、葵を守ろうと決意する。そして彼女の手を引き、2人で函館へと向かうのだが・・・。
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2人の人生が運命的に絡み合う素敵な物語
劇場公開時にも大きな話題となり、日本を代表する若手俳優の菅田将暉と小松菜奈がW主演を務めた作品ということで注目していたのですが、2人の主人公の感動的な半生を情緒豊かに描いた、とても素敵な映画でした。
主人公の漣と葵は、共に平成元年生まれです。中学生の時にまるで赤い糸を手繰り寄せたかのようにして出会うのですが、家庭の事情によってすれ違いの運命が続きます。
それぞれが別の道に進み、2人の主人公の半生がドラマチックに描かれているので、まるで2本の感動的な映画を見ているかのようでしたね。
さらに、その2人の人生は運命的に絡み合い、ラストはどんな結末を迎えるのか・・・。これも非常に大きな見どころだと思います。
また2人が育った舞台は北海道なのですが、大自然の景色がとても綺麗です。
ストーリーもリアリティが感じられますし、ドラマチックなドキュメンタリー作品のような印象もありました。
一生に一度は見ておきたい、素敵な映画だと思います。
主演の2人は第44回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞・優秀主演女優賞としてノミネートされており、こちらの結果も注目ですね。
今回の映画「糸」は、ユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2021年2月6日)
⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら
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