砕け散るところを見せてあげる（2020年の映画）の感想

タイトル	砕け散るところを見せてあげる
製作年／製作国	2020年／日本
劇場公開日（日本）	2021年4月9日
配給	イオンエンターテイメント
映倫区分	PG12
監督	SABU
原作	竹宮ゆゆこ
キャスト （出演者）	中川大志、石井杏奈、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一
収録時間	127分
動画配信サービス	ユーネクスト
レンタル	TSUTAYAディスカス、 ＤＭＭ．ｃｏｍ
DVD、Blu-rayの購入	Amazon.co.jp、 楽天ブックス
おすすめ度

＜映画のポイント＞

竹宮ゆゆこの同名小説を、うさぎドロップや蟹工船などの作品でしられるSABU監督が実写化した2020年製作のサスペンス映画。

主演は若手人気俳優の中川大志と石井杏奈で、正義感の強い高校３年生と、いじめられっ子の高校１年生を熱演。ピュアなラブストーリーかと思いきや、後半は衝撃的な展開が待ち受けています。

この「砕け散るところを見せてあげる」は当初、2020年5月8日の公開予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため公開が延期に。約11ヵ月後の2021年4月9日に劇場公開がスタートしました。

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真っ赤な嵐（北村匠海）は、母親との２人暮らし。自分が生まれる直前に、父親を事故で亡くしていた。

母親から父の良い話をよく聞かされていた真っ赤な嵐は、父親のことをヒーローだと思っており、自分自身もそうなりたいと願っていた。

数十年前、高校３年生の濱田清澄（中川大志）は、体育館の全体集会で、１年生の女子生徒がいじめられている現場を目撃する。

その女子生徒の名前は、蔵本玻璃（石井杏奈）。学校一の嫌われ者だと言われており、クラスメイトから集中砲火を浴びていた。

玻璃が必至に耐えている姿を見ていられないと感じた清澄は、彼女を助けようとする。

すると１年生から敬遠されるようになり、やがて”暇な先輩”を略して”ひません”と呼ばれるようになった。

ある日の放課後、玻璃のことが気になった清澄は、彼女がトイレの清掃用具置き場に閉じ込められていることに気付く。

ドアは鍵がかけられていて、開けられない状態。清澄は床に落ちている鍵を発見し、助け出すことに成功する。

そして玻璃と話していくうちに、清澄は彼女が普通の女の子なんだと知り、不思議と恋心を抱くようになるのだが・・・。

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・今まで聞いたことがないような、意味深なタイトル。

・ボロボロになったヒロインの姿が写っている映画のポスター。

このような特徴から”一体どんな映画なんだろう？”という興味が湧き上がり、まずは予告編の動画をチェック。

するとどんな内容かストーリー展開なのかが益々気になってしまい、ユーネクストでの公開開始と同時に鑑賞してみました。

見終わって出てきた感想は、以下の通りです。

〇前半は「君に届け」のような恋物語かと思いきや、後半は衝撃的な展開に。

〇結局はサイコパスに翻弄されてしまった子供達の物語。

〇後味は決して良くないけれど、不思議と心に響くものがある。

この「砕け散るところを見せてあげる」のようなストーリーの映画を見ると「こうすれば良かったのではないか？」という気持ちがどうしても湧き上がってしまいます。

こういう気持ちが出てくるということは、ある意味、映画の内容に納得できていない、共感できていないということですね。

ちなみにこの映画を高く評価している方も意外と多く、主要映画サイトでの評価ポイントは以下のようになっていました。

〜主な映画サイトの評価〜

Yahoo!映画：3.91 / 5（384件）

映画.com：3.6 / 5（110件）

衝撃的な内容の映画ではありますが、なぜか人々の心を掴んでしまう作品なのかもしれません。

今回の「砕け散るところを見せてあげる」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。（記事執筆日：2021年8月10日）

⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら

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