花束みたいな恋をした（2021年の映画）の感想や出演者情報

タイトル	花束みたいな恋をした
製作年／製作国	2021年／日本
劇場公開日（日本）	2021年1月29日
配給	東京テアトル、リトルモア
監督	土井裕泰
脚本	坂元裕二
キャスト （出演者）	菅田将暉、有村架純、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、押井守、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫
収録時間	124分
動画配信サービス	ユーネクスト
レンタル	TSUTAYAディスカス、 ＤＭＭ．ｃｏｍ
DVD、Blu-rayの購入	Amazon.co.jp、 楽天ブックス
おすすめ度

＜映画のポイント＞

東京の駅で終電を逃したことをきっかけに出会い、忘れられない恋をした麦と絹の５年間をリアルに描いた、2021年の恋愛映画です。

主演は菅田将暉と有村架純の２人で、長期間に渡る男女それぞれの心模様の変化が、とても現実的に綴られています。

公開されたのはコロナ禍の2021年1月29日でしたが、全国映画動員ランキングでは６週連続で第１位を記録。

興行収入は３８億円を突破しており、共感できる部分がとても多い恋愛映画として人気を集めているようです。

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2020年の東京。あるカフェのテーブル席で、１組のカップルが携帯型のオーディを使って音楽を聴いている。

イヤホンは１つのみで、塞がっているのはお互い片耳のみ。とても幸せそうに過ごしていた。

その光景を見た絹（有村架純）は、同席している男性に向かってこのように話した。

「イヤホンで音楽を聴くと、ＬとＲで音が違う。だから、イヤホンを片方ずつで聴いたら、別の音楽になってしまうんだよ。」

また、別のテーブルに座っていた麦（菅田将暉）もそのカップルの様子を目撃し、同席している女性に対して同じことを言っていた。

このカップルに指摘するために席を立った絹と麦は、カフェの真ん中で鉢合わせになる。

そして偶然の対面に驚き、数秒間立ち尽くした後、何事も無かったのようにそれぞれの同伴者がいるテーブルへ戻っていった。


2015年の冬。当時大学生だった絹と麦は、明大駅前にある京王電鉄の駅で、終電を逃したことをきっかけにして出会った。

終電を逃した他の人達と深夜営業しているカフェに行き、時間を潰すために語り合っていたのだが、そこで著名な映画監督である押井守氏に遭遇。それに気づいたのは、麦と絹だけだった。

その他、好きな本や音楽、映画などの趣味嗜好が合う２人は、自然な流れで恋人のような存在になるのだが・・・。

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劇場公開時にも大きな話題となり、各映画サイトで高く評価している人が多く、以前から気になっていた映画がこの「花束みたいな恋をした」でした。

なのでユーネクストで公開がスタートした2021年7月中旬に、早速家のテレビで見てみたのですが、若い男女の恋愛模様をとてもリアルに描いた作品でしたね。

ナチュラルで現実感のあるラブストーリーなので、感情移入しやすいという魅力もあります。


〇出会いの場面における”ちょっとした勇気”で恋愛に発展

麦と絹の出会いは「同じ終電を逃したこと」でした。しかし、ここで思い切ってどちらかが声をかけなければ、恋愛に発展することはありません。

咄嗟の機転で動けるかどうかが、本当に大切だと感じましたね。


〇告白のシーンも素敵

ファミレスで麦が絹に告白するシーンも画の撮り方がうまいというか、とても素敵でした。

付き合うまでの間は、お互いが敬語で話しているのも新鮮でしたね。


〇２人の心の声が、それぞれのナレーションで語られている

この「花束みたいな恋をした」の大きな特徴は、恋愛中における麦と絹の心の声が、菅田将暉さん、有村架純さんのそれぞれの声でナレーションとして語られていることです。

この声を聴いていると「そうそう！」と納得できる部分がたくさん出てきます。見る人を惹きつける大きなポイントですね。

ちなみに、2021年7月時点の各大手映画サイトの評価は、以下の通りです。

〜各映画サイトの評価〜

Yahoo!映画 ⇒ 3.93/ 5（2,454件）

映画.com ⇒ 3.9 / 5（560件）

実際にご覧になった方々が、高く評価しているのもわかりますね。

これから恋をしたい人。今現在、恋をしている人。そして過去に失恋を経験した人。全ての人達におすすめしたい恋愛映画です。

今回の「花束みたいな恋をした」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。（記事執筆日：2021年7月18日）

⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら

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