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広瀬すず主演×李相日監督の感動作!流浪の月


タイトル 流浪の月
製作年/製作国 2022年/日本
劇場公開日(日本) 2022年5月13日
配給 ギャガ
監督 李相日
原作 凪良ゆう
キャスト
(出演者)
広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明
収録時間 150分
動画配信サービス ユーネクスト

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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

凪良ゆうのベストセラー小説を、「フラガール」などの代表作で知られる李相日監督が、2022年に実写化した衝撃の話題作。

主演は広瀬すずと松坂桃李の2人で、特別な境遇を背負う主人公を熱演。お互いに好意を抱きながらも、社会的には被害者と加害者とされてしまった人間模様を見事に演じきっています。

第46回日本アカデミー賞では、優秀作品賞や優秀主演男優賞、優秀主演女優賞をはじめとして、6部門にノミネートされました。

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映画「流浪の月」の冒頭のあらすじ

小学生の家内更紗は、友達と一緒に公園のブランコに乗って遊んでいた。

しばらくすると友達は家に帰ってしまったが、家に帰りたくない更紗は、一人で本を読んでいる。

そこから少し離れたベンチでは、19歳の大学生・佐伯文(松坂桃李)も読書をしていた。

急に雨が降り出すと、文は更紗のところまで歩み寄り、傘を差してあげた。

文は「帰らないの?」と尋ねると、更紗は「帰りたくない」と答える。

次の瞬間「うちに来る?」と文が言うと、更紗は黙ってうなずいた。

更紗は昔、家族と一緒に幸せな生活を送っていた。しかし、ある日父親が亡くなり、母親は新しい恋人と同居し始めると、更紗は独りぼっちに。

やがて叔母の家に住むようになる。

そんな更紗にとって、文はそっと手を差し伸べてくれた優しいお兄さんだった。

更紗はそのまま叔母の家に帰ることなく、文の家に住み着くようになってしまう。

文はとても静かな性格で、更紗は伸び伸びと過ごすことができた。

それから2ヵ月が経過したある日。

テレビで「更紗という名の小学生が行方不明になっており、何かの事件に巻き込まれた可能性がある」というニュースが流れていた。

自分が誘拐されたことになっていると知った更紗は、文に「誘拐犯にされてしまうの怖くない?」と尋ねる。

すると文は「誘拐犯にされるよりも、人に知られたくないことを知られてしまう方が怖い」と答えた。

そして数日後、文と更紗は2人で湖に来ていることを何者かに見られ、通報されてしまい・・・。

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心に深く訴えかけてくる不思議な力を持つ映画「流浪の月」を見た感想

2023年3月10日(金)の21時から日本テレビで放送された、第46回日本アカデミー賞。

その中で「流浪の月」が作品賞や主演男優賞、主演女優賞など6部門にノミネートされていることを知り、興味が湧いて週末に鑑賞してみました。

見てみた感想を一言で表現すると、「静かな描写ながら、心に深く訴えかけてくる凄い映画」です。

主人公の文と更紗は、それぞれ心に傷を負った人物です。

その2人が出会い、その成り行きによって社会からは誘拐犯と、その被害者という立場に。

2人は惹かれ合って一緒に居ただけなのに、なんでそうなってしまったのか。

お互い悲しい過去を背負っていて、本当に切ない気持ちが込み上げてきましたね。

しかしながら、全編に渡って暗い雰囲気が続くのかと思いきや、中盤でちょっと心が安らぐシーンも見れたところは良かったです。

そして最後には、2人がどのような選択をするのかも、しっかりと描かれています。

主演を務めた広瀬すずさん、松坂桃李さんの演技も本当にすごかったですし、一生のうちで出会うことができるかどうかわからないぐらいの、とても稀薄性の高い映画だと思います。

ちなみに日本の大手映画サイトの平均評価は、下記のようになっていました。

映画「流浪の月」の各映画サイトの平均評価

Yahoo!映画:4.1 / 5(1,944件)

映画.com:3.8 / 5(440件)

私も正直にすごいと思った映画ですが、たくさんの方々も高く評価しているのがわかりますね。

なおユーネクストでは、本編の最後に未公開映像もたっぷり収録されています。

本当に唯一無二の雰囲気と感動を届けてくれる映画なので、映画ファンの方へ是非おすすめしたいです。(記事執筆日:2023年3月12日)

ユーネクストの公式サイトはこちら



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