オットーという男（2022年の映画）

タイトル	オットーという男
原題	A Man Called Otto
製作年／製作国	2022年／アメリカ
劇場公開日（日本）	2023年3月10日
配給	ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督	マーク・フォースター
キャスト （出演者）	トム・ハンクス、マリアナ・トレビーニョ、マヌエル・ガルシア＝ルルフォ、レイチェル・ケラー、トルーマン・ハンクス
収録時間	126分
動画配信サービス	ユーネクスト
DVD、Blu-rayの購入	Amazon.co.jp、 楽天ブックス
おすすめ度

＜映画のポイント＞

「フォレスト・ガンプ／一期一会」や「キャスト・アウェイ」など、数々の名作映画で主人公を演じてきたトム・ハンクスが、”定年を迎えた頑固おやじ”を熱演した2023年公開のヒューマン・ドラマです。

一体なぜ、主人公のオットーは自殺を図ろうとしていたのか。

彼が心を閉ざしていた理由が、過去の出来事と共に明らかになっていきます。

人との出会いや生きることの意味を考えさせられる、感動の話題作です。

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オットー（トム・ハンクス）は、自分の意思を絶対に曲げない頑固な男。

毎朝5時30分に目覚めると、近所のパトロールを開始。車の違反駐車がないか、ゴミがきちんと分別されているかなど、毎朝しっかり見回っている。

その顔はいつも眉間にしわを寄せており、笑顔は無し。仏頂面で、町一番の嫌われ者となっていた。

ある朝、オットーはいつも通り工場に出社すると、数多くの従業員が彼を待っていた。

テーブルの上にはオットーの似顔絵が描かれたケーキが置かれている。

実は、この日はオットーが定年退職を迎える日であり、みんなでお祝いをしようとしていたのだ。

オットーは定年退職を祝うという行為に嫌気がさし、早々と退社してしまった。

仕事を退職し、妻には先立たれ、生きる希望を無くしたオットー。

彼はリビングの天井に杭を差し、紐を括り付ける。

そしてスーツに着替えて、椅子をセット。自殺を図ろうとする。

オットーの頭の中では、最愛の妻・ソーニャとの日々など、色んな出来事が走馬灯のように流れていた。

次の瞬間、天井に取り付けた杭が破損し、オットーは床に落ちる。

自殺に失敗したオットーは、向かい側の家の方から騒々しい声を耳にした。

よく見ると、新しい住人が引っ越してきた様子。

車の縦列駐車がなかなか出来ない運転手を見ていられなかったオットーは、一目散に家から出て行き・・・。

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Yahoo!映画での平均評価が「4.3」と非常に高く、名作映画「グラン・トリノ」に似ているというコメントもあり、仕事が定時で終わった日の夜に鑑賞してみました。

実際に見てみるとグラン・トリノとはちょっとストーリーが違っていましたが、人間が生きる意味を考えさせられるような、思慮深いヒューマン・ドラマになったいましたね。

主人公は、近くにいたら嫌だな〜と思ってしまうぐらい、本当に厳しい頑固おやじです。

ゴミ捨てなどの町のルールを破ると、しかめっ面で注意されます。

一体なぜ、オットーはそんな頑固おやじになってしまったのか。

その理由が過去の出来事と共に綴られていくと共に、近所の越してきた優しい家族のおかげもあって、彼の悲しみが少しずつ解きほぐされていくのです。

生きることの意味や尊さを、改めて考えさせられる作品でしたね。

ちなみに各大手映画サイトの評価は、下記のようになっていました。

〜映画「オットーという男」の各映画サイトの平均評価〜

Yahoo!映画：4.3 / 5（754件）

映画.com：4.0 / 5（185件）

IMDb：7.5 / 10（102,000件）

ヒューマンドラマ系の映画がお好きな方へ、ぜひおすすめしたい傑作です。

今回の映画「オットーという男」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。（記事執筆日：2023年7月16日）

⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら

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