福田村事件(2023年の映画)の感想や見どころ

タイトル	福田村事件
製作年／製作国	2023年／日本
劇場公開日（日本）	2023年9月1日
配給	太秦
監督	森達也
キャスト （出演者）	井浦新、田中麗奈、永山瑛太、東出昌大、コムアイ、木竜麻生、水道橋博士、向里祐香、カトウシンスケ、杉田雷麟、金井美樹、ピエール瀧、豊原功補、柄本明
映倫区分	PG12
収録時間	137分
動画配信サービス	ユーネクスト
DVD、Blu-rayの購入	Amazon.co.jp、 楽天ブックス
おすすめ度

○映画「福田村事件」の見どころ

関東大震災後の混乱の最中、千葉県福田村で実際に起きた悲惨な事件を描いた2023年公開の話題作。

数々の社会派ドキュメンタリー作品を手掛けてきた森達也さんが監督を務めており、井浦新さんや田中麗奈さん、永山瑛太さんなど、著名な俳優が多数出演しています。

一体なぜ、何の罪もない9人の行商談が、無残に殺されてしまったのか。人間の偏見や差別の危うさ、恐ろしさを描いた衝撃的な映画です。

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1923年。沼部新助（永山瑛太）を筆頭とする行商団は、四国の讃岐から関東圏へ向かって出発した。

商品は病の治療や病気の予防に役立つという薬。新助らは巧みな言葉遣いで人々を魅了し、薬を売りさばいている。

そして夏になる頃には、関東地方に入っていた。

一方、朝鮮から日本に帰ってきた澤田智一（井浦新）と妻の静子（田中麗奈）は、列車の中で咲江（コムアイ）と出会う。

目的地は、千葉県の福田村。

咲江は未亡人であり、智一と同郷だった。

シベリアで夫を亡くした咲江は悲しそうに見えたが、夫が戦場に旅立っている間、利根川で舟を運行している田中倉蔵（東出昌大）と秘密の関係を築いている。

咲江と倉蔵の関係を知る村人たちは、咲江に対して陰口を叩いていた。

そして福田村では、智一の友人である田向龍一（豊原功補）が村長に選ばれる。

田向は平和主義だったが、村では長谷川秀吉（水道橋博士）らを主力メンバーとする在郷軍人会の勢力が強い。

村長になった田向は、軍人会の意向を無視できない状態だった。

1923年（大正12年）9月1日11時58分。

関東地方を中心とした大地震が発生。

人々は大きな混乱に見舞われ、事実とは異なるデマが拡散されてしまい・・・。

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各映画サイトでも評価が高く、日本アカデミー賞では作品賞などでノミネートされたとのことで注目して鑑賞してみたところ・・・。

実際に起こった事件という話が信じられないぐらい、本当に悲惨で胸が痛くなるような映画でした。

舞台は1923年9月の関東大震災直後の日本であり、まさに大混乱の最中です。

そんな中、事実とは全く異なるデマが日本全国に拡散されてしまい、罪の無い人々が殺害されてしまう。

偏見や差別だけでなく集団心理も加担し、本当にとんでもない事件が巻き起こってしまいます。

この映画で「福田村事件」の内容を知ったのですが、日本でこのような事件があったことに大きな衝撃を受けました。

ちなみに各映画サイトの平均評価は、下記のようになっています。

〜各映画サイトの平均評価〜

Yahoo!検索：4.1 / 5（709件）

映画.com：4.0 / 5（331件）

平均としては高い評価がついていますが、悲惨な実話を描いているだけに、賛否が分かれる作品だと思います。

今回の映画「福田村事件」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。（記事執筆日：2024年3月3日）

⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら

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