2023年に製作された話題のフランス映画「落下の解剖学」
タイトル | 落下の解剖学 |
---|---|
原題 | Anatomie d’une chute |
製作年/製作国 | 2023年/フランス |
劇場公開日(日本) | 2024年2月23日 |
配給 | ギャガ |
監督 | ジュスティーヌ・トリエ |
キャスト (出演者) |
ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ、サミュエル・タイス、ジェニー・ベス、カミーユ・ラザフォード、ソフィ・フィリエール |
収録時間 | 152分 |
動画配信サービス | |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画の見どころ>
自宅のベランダから転落死した夫と、殺人の容疑者として起訴された妻。
裁判の進展と共に夫婦の実情が少しずつ紐解かれている、濃密なサスペンス映画です。
フランス国内では、観客動員数が100万人を超える大ヒットを記録。
第76回カンヌ国際映画祭ではパルム・ドール賞などを受賞し、アメリカの第96回アカデミー賞では作品賞や主演女優賞など5部門でノミネートされ、脚本賞を受賞しました。
スポンサードリンク
映画「落下の解剖学」の冒頭のあらすじ
ベストセラー作家のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)は、夫のサミュエル、息子のダニエルと共に、グルノーブルの山奥の家で暮らしていた。
ある日、サンドラの家に、一人の学生がインタビューさせて欲しいと訪ねてくる。
自宅に招き入れたサンドラは、その学生と楽しく談笑していた。
すると、夫のサミュエルがいる屋根裏部屋から、大音量の音楽が流れてきた。
話し声が聞こえなくなってしまった2人は、やむを得ずインタビューを中止。また次の機会にという話になり、学生は帰って行く。
その後、視覚に障害がある息子のダニエルは、盲導犬のスヌープを連れて散歩へ出かけた。
一通り歩いて散歩から自宅に戻ると、父親のサミュエルが自宅の前で倒れている。
頭からは出血しており、彼は大声で母親のサンドラを読んだ。
夫の状態を見て驚いたサンドラは、すぐに通報する。
やがて警察も訪れ、現場検証が行われた。
サミュエルは屋根裏部屋から転落して亡くなったと思われるが、自殺なのか、他殺なのか、それとも事故なのか、原因は不明のまま。
司法解剖の結果、頭には大きな傷があり、誰かに殴られたものなのか、落下の際に物置に頭をぶつけてできたもなのか、はっきりしなかった。
サミュエルの死が謎に包まれたまま、約1年が経過。
殺人の容疑をかけられていたサンドラは、遂に起訴されてしまう。
スポンサードリンク
ドキュメンタリーのような法廷サスペンス映画!「落下の解剖学」を見た感想
王様のブランチの映画コーナーでこのサスペンス映画の存在を知り、気になっていた作品でした。
ユーネクストでは2024年の7月中旬頃に配信がスタートしたので、早速鑑賞してみたところ・・・・!
予想以上にドキュメンタリーなタッチで描かれており、非常にリアリティが感じられる法廷サスペンスでしたね。
内容はとてもシンプルで、”亡くなった夫は自殺なのか、事故なのか、妻が殺害したのか、真実を突き止める”ということです。
また英題は「Anatomy of a Fall」であり、タイトルの”落下”という言葉には、「夫婦関係の崩壊」といった意味も込められています。
裁判が進むに連れて、夫婦の関係性や状況が明らかとなり、益々サンドラの殺害疑惑が高まっていきます。
そして最後に判決を言い渡されるわけですが・・・。
判決は出たものの、事実はオブラートに包まれている印象もありましたね。
ちなみに各映画サイトの平均評価は、下記のようになっていました。
〜各映画サイトの平均評価〜
Yahoo!検索:3.5 / 5(371件)
映画.com:3.6 / 5(374件)
IMDb:7.7 / 10(約140,000件)
各映画賞でも高く評価されており、ある意味、見ごたえのある作品だと思います。
今回の映画「落下の解剖学」は、動画配信サービスのユーネクストで鑑賞しました。(記事執筆日:2024年7月21日)
⇒ ユーネクストの公式サイトはこちら
スポンサードリンク
映画ランキング TOPページに戻る