全世界でヒットした2019年の話題作!ジョーカー
タイトル | ジョーカー |
---|---|
原題 | Joker |
製作年/製作国 | 2019年/アメリカ |
劇場公開日(日本) | 2019年10月4日 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
監督 | トッド・フィリップス |
キャスト (出演者) |
ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ、ブレット・カレン、ビル・キャンプ、シェー・ウィガム |
指定 | R15+ |
収録時間 | 122分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
バットマンの悪役として最も有名な存在「ジョーカー」の誕生秘話を描いた、2019年のサスペンス映画。
クリストファー・ノーラン監督のダークナイトでも、主人公を圧倒するほどの存在感を見せつけたジョーカーは、一体どうしてあそこまで狂気に満ちた男になってしまったのか。
その生誕の秘密や悲しい生き様が、とても生々しい描写で綴られています。
主人公はホアキン・フェニックスで、監督はトッド・フィリップス。さらにハリウッドを代表する大物、ロバート・デ・ニーロも重要な役柄で出演しています。
スポンサードリンク
映画「ジョーカー」の冒頭のあらすじ
時は1981年。財政難に陥っていたゴッサムシティでは、清掃業者によるストライキが勃発。街はゴミで溢れかえり、人々の心もどこか荒んでいた。
大道芸人として働くアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、人を笑顔にするコメディアンを目指している。しかしながらその道は程遠く、ピエロに扮して小売店のセールを手伝っていたところ、不良少年たちから暴行を受けてしまった。
アーサーは過去に精神病院に入院していたことがあり、今では退院したものの、福祉センターで定期的にカウセリングを受けていた。7種類の精神安定剤を服用し、意図せずに突然笑いだすという持病を持っている。
そんなアーサーの楽しみと言えば、同居する母親と一緒に見るテレビ番組「マレー・フランクリン・ショー」だった。
マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)はテレビ会の大物司会者。アーサーは自分がいつの日かマレーの後を継ぐんだという、夢のような妄想を抱いている。
ある日、大道芸の事務所で着替えをしていたアーサーは、同僚のランドルから護身用の拳銃を渡された。ランドルはアーサーが不良達から暴行を受けたと聞き、万が一のためにと手渡したのだ。
アーサーは必要ないと言いつつも、拳銃を持ち歩くことに。そして病院の小児病棟でピエロの大道芸を披露している際に、誤って拳銃を落としてしまい・・・。
スポンサードリンク
バットマン史上最凶の敵「ジョーカー」の誕生秘話を描く
ジョーカーは数あるバットマンの適役の中でも”最凶”と言われる人物であり、圧倒的な存在感を放っています。
ダークナイトシリーズでは第2作目に登場し、今は亡きヒース・レジャーが熱演。その存在を不動のものにしました。
今作では実力派俳優のホアキン・フェニックスがこの役を演じたのですが、ジョーカーが生み出された秘話を情感みなぎる描写で綴った、ある意味本当にすごい映画に仕上がっていましたね。
出だしからどこか悲しい情景が広がり、最初の10分でホアキン・フェニックスが演じるジョーカーの独特な雰囲気に惹き込まれます。
心の奥に大きな闇を抱えた男が、いつ爆発してしまうのか。そんな鬼気迫る男を演じたホアキンの演技は、本当にすごいです。現時点でアカデミー主演男優賞にノミネートされているのも納得ですね。
彼は一体、本当の悪なのか。その悲しき生き様は本当に切なく、儚いです。だからこそ心打つものがあり、世界的大ヒットを記録したのかもしれません。
具体的な興行収入の数字を調べてみたところ、全世界で10.689億ドルを記録しており、これは2020年2月時点の歴代映画興行収入ランキングにおいて、32位にランクインしています。
「ダークナイト ライジング」が10.810億ドルで30位、「ホビット 思いがけない冒険」が10.170億ドルで44位ですから、このジョーカーの興行収入がいかに凄いのかが解かります。
映画全体としての後味は決して良いとは言えませんが、ジワジワと戦慄が張り詰める展開は実に見事です。独特な緊張感もあり、ある意味実に魅惑的な作品だと思いました。
さらに、あのブルース・ウェインやトーマス・ウェインも登場しますし、舞台はゴッサムシティです。ダークナイトやバットマンシリーズのファンの方でしたら、1度は見ておくべき映画かもしれません。
今回の「ジョーカー」は、ユーネクストで鑑賞しました。(執筆日:2020年2月3日)
ユーネクストの公式サイトはこちら↓
映画ランキング TOPページに戻る