6つの時代の壮大なストーリー「クラウド アトラス」
原題 | CLOUD ATLAS |
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製作年/製作国 | 2011年/アメリカ |
監督 | ラナ&アンディー・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ |
出演 | トム・ハンクス、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィービング、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、ジェームズ・ダーシー、ジョウ・シュン |
指定 | R−15 |
収録時間 | 172分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<冒頭のあらすじ>
19世紀から24世紀にかけて、6つの時代でそれぞれ懸命に生きた人たちを描いた壮大なSFドラマ。
時は1849年。医師のヘンリー(トム・ハンクス)は、弁護士のユーイング(ジム・スタージェス)と出会う。ユーイングはホロックス牧師(ヒュー・グラント)と奴隷売買の契約を交わしたところだった。
1936年。ユーイングの航海日誌を読んだ音楽家のフロビシャー(ベン・ウイショー)は、父親に勘当され、恋人のシックススミスのもとを離れる。そしてスコットランドの老いた作曲家・エムズの家へ押しかけた。
1973年。物理学者となったシックススミスは、たくさんの人間を死に追いやる恐れがある原発の報告書を、ジャーナリストのルイサ(ハル・ベリー)に託そうとして殺されてしまう。
2144年。全体主義国家のネオ・ソウルでは、遺伝子操作によってたくさんの複製種(クローン人間)が誕生していた。複製種の1人であるソンミ451は、革命軍のチャンと出会い、恋に落ちた。
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<「クラウド アトラス」を見た感想>
6つの時代の話がそれぞれ独立して進んでいきます。話が切り替わるタイミングもだいたい等間隔ぐらいで、初めはついていくのが大変でした。
でも、次第に「あ、あの時代に切り替わった!」という感じで、少しずつそれぞれのストーリーに引き込まれていきました。
そして、ラストはもう壮大というか壮絶というか、少し鳥肌が立ってしまいましたね。
連続ドラマの最終回を入れ替わり立ち代わり見ているようで、とてもおもしろかったです。
また、この映画のすごいところは、それぞれの役者さんがそれぞれの時代に登場しているところです。1人5役、6役は普通で、特殊メイクを駆使してそれぞれの時代に出てきます。
最後のエンドロール部分で、トム・ハンクスが演じたのは、○○と○○と・・・。ハル・ベリーが演じたのは○○、○○、○○・・といった感じでちょっとしたネタバラシがあるので、そこも良かったです。
時代や社会状況は違えど、そこには普遍的な”つながり”がある。どんな時代に生きたにせよ、そこには何にも変えがたい、大切なものが存在する。
なかなか出会うことが出来ない、とても深い世界観を持った映画でした。
2、3年後、思い出したときにもう一度見てみようと思います。
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