難解なSFミステリー映画!「プリデスティネーション」
タイトル | プリデスティネーション |
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原題 | Predestination |
製作年/製作国 | 2014年/オーストラリア |
配給 | プレシディオ(英語版:ステージ6・フィルムズ) |
監督 | マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ |
原作 | ロバート・A・ハインライン |
出演 | イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー、クリストファー・カービイ、クリス・ソマーズ、クニ・ハシモト、ケイト・ウルフ |
指定 | R-15 |
収録時間 | 97分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
タイムスリップが可能な時空警察のエージェントが、凶悪な連続爆弾魔を追い詰めていく姿を描いた、斬新なSFミステリー映画。
序盤から謎や伏線の連続で、中盤以降は驚きの展開へと進み、最後は予想外の結末が待ち受けています。
ロバート・A・ハインライン原作の短編小説「輪廻の蛇」を、マイケル・スピエリッグ&ピーター・スピエリッグ監督が見事に映画化。主演を務めたイーサン・ホーク、重要な役を演じたサラ・スヌークの演技も光っています。
おすすめのSFミステリー映画です。
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<冒頭のあらすじ>
1970年3月。ビルの地下で爆弾を処理しようとしようとした男が、何者かに狙われてしまう。そして爆弾の処理にも失敗してしまい、男は顔に大火傷を負ってしまった。
その直後、何者かの助けによってバイオリンケースのような装置を手にした男は、未来へとタイムスリップ。彼の正体は時空警察のエージェントであり、過去にさかのぼって問題を解決しようとしていたのだ。
時空警察の基地に戻った男は、治療によって顔の大火傷の修復に成功する。しかし、顔は以前とは全くの別人になっていた。そして与えられた最後のミッションを成功させるべく、再び過去へと飛び立っていった。
1970年11月。ニューヨークでは爆弾魔による連続爆破事件が多発しており、混乱に陥っていた。バーにやってきたジョン(サラ・スヌーク)は、バーテンダーの男(イーサン・ホーク)を会話を交わす。
そしてボトル1本と引き換えに、ジョンは自らの半生を語り出すのだが・・・。
<映画「プリデスティネーション」を見た感想>
過去にタイムスリップして事件を解決するのかな〜と思いながら見始めたのですが、実際はそんな簡単な話じゃありませんでした。
序盤から伏線が散りばめられていて、中盤からはどんどんストーリーに惹き込まれていきます。
そして最後は驚きの展開が待ち受けており、予想以上におもしろかったですね。
それほど話題になってなかった映画なので、見終わった後は「こんなスゴイ映画が隠れていたとは・・・。」と思い、出会えたことに嬉しくなるぐらいでした。
最初はバーテンダーと客の男・ジョンの会話からストーリーが展開するのですが、ここには微かな違和感があります。それはある意味物語の伏線であり、後で広がりを見せていきます。
主人公のイーサン・ホークの演技も良かったですし、重要な役所を務めた第2の主人公、サラ・スヌークの演技も素晴らしかったです。
テイスト的にはバタフライ・エフェクトや、オール・ユー・ニード・イズ・キルに近いものがありますが、映画の雰囲気や後味は違います。
SFミステリーやサスペンス、推理小説などがお好きな方でしたら、きっと楽しめる映画だと思います。時間は97分で短めですし、是非ご覧になることをおすすめします。
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