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ヒールなスーパーヒーローが誕生!映画「デッドプール」

タイトル デッドプール
原題 Deadpool
製作年/製作国 2016年/アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ティム・ミラー
指定 R15+
出演 ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノ、ブリアナ・ヒルデブランド、ステファン・カピチッチ
収録時間 109分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星5つ

映画のポイント

マーベルコミックの「X-MEN」シリーズのスピンオフ映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」で悪役として登場した男「デッドプール」誕生秘話を描いた、SFアクション・コメディ映画。

今までにない”ヒール”なスーパーヒーローが、ブラックジョークと斬新(残虐!?)な映像たっぷりで描かれています。

大枠ではSFアクション映画ですが、ラブ・ストーリーやコメディの要素も詰まっており、本当に面白いです。鋼鉄の体を持つX-MENのメンバーや、訓練生である坊主頭のかわいい少女も登場します。

若干賛否が分かれる部分もありますが、かなり斬新な映画であることは間違いありません。筆者的には、とてもお薦めの映画です。

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映画「デッドプール」の冒頭のあらすじ

あるタクシーの後部座席には、目的地へと向かう全身赤コスチュームの男が乗車している。彼の名はデッドプール。

後部座席は1人で寂しいと言い出し、タクシーの助手席へと移動。運転手と話し始めたデットプールは、戦いの場へと移動中だと言う。宿敵の相手への復讐を果たそうとしていたのだ。

なぜ、彼はこのようなコスチュームに身を包み、誰に復讐しようとしているのか。その発端は、数年前のある一連の出来事にに秘められていた。

今から2年前、アメリカの特殊部隊に所属し、有能な傭兵だったウェイド(ライアン・レイノルズ)は軍隊を退職。その後は悪さをする奴らを自らの手で懲らしめ、助けてあげた人達から金を受け取り、日銭を稼いでいた。

ある日の夜、ウェイドはクラブで娼婦のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と出会う。その一夜の行為があまりにも完璧だったため、ウェイドはヴァネッサにぞっこん。すぐに恋人同士になる。

幸せな生活が続いた1年後、2人は結婚を決意。幸せな未来が待ち受けていると思いきや、ウェイドは突然倒れてしまう。

すぐに医師の診察を受けたウェイドは、ガンが全身に転移していることが判明する。ヴァネッサは一緒に頑張ろうとウェイドを励ますが、彼はかなり落ち込んでしまい・・・。

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想像以上におもしろい!新鮮な魅力満載の「デッドプール」の感想

ブラックユーモアがたっぷりの”ヒール”なスーパーヒーローアクション映画だとは聞いていましたが、予想以上にかなり面白かったです。

デッドプールのキャラクターも最高ですし、何よりもセリフが面白いです。自虐ネタやゴシップネタも満載で、所々声を出して笑ってしまいました。

個人的に気に入った場面が、X-MENのメンバーである全身鋼鉄男のコロッサスと、X-MENの訓練生の坊主頭の少女「ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド」との絡みの部分です。

デッドプールのギャグに対する2人の絡みや絶妙な間が、見ていてかなり面白かったですね。

全体的なストーリー展開も見事で、一番初めに復讐に向かう場面が流され、その後「なぜ復讐しに行くの?」という過去の部分へと入っていきます。そして謎が解けたところで復讐の部分と融合し、最後の展開へと進むという、魅力的な流れになっていました。

アメリカではR指定作品としては記録的な大ヒットを飛ばしたそうですが、その事実にも納得です。これだけ面白いのですから、ヒットしないわけがありません。

しかしながら残虐なシーンも多く、こういった映画が苦手な方もいらっしゃると思います。好き嫌いも分かれるかもしれません。

このためぜひ1度ご覧いただき、面白かどうかをご判断頂ければ幸いです。個人的には本当におもしろかったので、ぜひおすすめしたいのですが・・。


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