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アメリカ映画史に残る法廷ドラマの傑作!「十二人の怒れる男」

タイトル 十二人の怒れる男
原題 12 ANGRY MEN
製作年/製作国 1957年/アメリカ
監督 シドニー・ルメット
出演 ヘンリー・フォンダ、リー・J.コッブ、エド・ベグリー、マーティン・バルサム、E.G.マーシャル、ジャック・クラグマン、ロバート・ウェッパー、エドワード・ビンズ
収録時間 96分
映画賞 1957年 ベルリン国際映画祭 金熊賞:シドニー・ルメット、国際カトリック映画事務局賞:シドニー・ルメット
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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

ニューヨークで起きた殺人事件の裁判にて、12人の陪審員たちの話し合いの一部始終を描いた法廷ドラマ。誰もが有罪だと断言する中、1人の男が意義を唱えたことで、事態は少しずつ動き出します。

劇中のほとんどが室内での陪審員の話し合いの場面で、まるで法廷サスペンスの小説を読み聞かされているようでした。

冒頭のあらすじ

ニューヨークの裁判所で、ある殺人事件の審理が終了。12人の陪審員たちは、有罪か無罪かを話し合うために別室へと移動した。

この事件の被告は17歳の少年。父親をナイフで刺し、殺害したとされる容疑がかけられていた。向い側の部屋からの目撃者もおり、有罪は免れないという見方が強い。

陪審員に選ばれた12人の男たちの中には、面倒そうだったり、早く帰りたそうな言動をとる人も多い。

そして早く結論を出すためにも、まずは1人ずつ有罪か無罪かを聴取。全員が有罪という結論を出すと思われたが、たった1人、無罪と判断した男がいた。

彼は裁判中に不審に思う点がいくつかあり、有罪と断定することは出来ない。1人の少年の命がかかっている裁判を、たった5分で決めることは出来ないと言うのだ。

やがてこの男は、この事件が不審と思われる点について話しだした・・・。

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「十二人の怒れる男」を見た感想

1957年に製作されたアメリカ映画で、映像はモノクロです。しかも、劇中のほぼ全てのシーンが、一室での話し合いの場面です。

場面の切り替えが無いので途中でちょっと眠くなってしまいましたが、そのセリフのやり取りはとても洗練されていましたね。

事件の回想シーンも無いので、陪審員たちの話だけでどんな事件だったのかをイメージしなければなりません。

始めは間違いなく有罪だと思われた事件が1人の男の発言によって少しずつ動き出していく様は、本当に素晴らしいと思いました。

洗練された台本があってこそ、成り立った映画だと思います。「アメリカの映画史に残る傑作」と呼ばれている作品なのですが、その評価にも納得できました。

法廷ドラマがお好きな方には、特におすすめの映画だと思います。


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