圧倒的な重厚感を放つ名作「ゴッドファーザーPART2」
タイトル | ゴッドファーザーPARTU |
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原題 | THE GODFATHER: PART II |
製作年/製作国 | 1974年/アメリカ |
監督 | フランシス・フォード・コッポラ |
原作 | マリオ・プーゾ |
出演 | アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ロバート・デュバル、ダイアン・キートン、ジョン・カザール |
収録時間 | 200分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
映画賞 |
<1974年 米アカデミー賞> |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
若き日のドン・コルリオーネが”ゴッドファーザー”となるまでのエピソードや、亡き父の後を継いだマイケルの苦悩を圧倒的な存在感で描いたシリーズ第2弾。
作品賞をはじめ米アカデミー賞で6部門に輝いた歴史に残る名作。若き日のドン・コルリオーネをロバート・デ・ニーロが好演しています。
<冒頭のあらすじ>
亡き父の後を継いだドン・マイケル・コルリオーネ(アル・パチーノ)は、拠点をニューヨークからネバダ州のタホー湖畔に移していた。その理由は、ファミリーの収入源となるラスベガスが近いからだった。
1958年。教会ではマイケルの息子・アントニーの聖さん式が行われていた。その後マイケルの豪邸では盛大なパーティーが開催され、そこには妻のケイ(ダイアン・キートン)、兄のフレドー(ジョン・カザール)、妹のコニー(タリア・シャイア)、相談役のトム(ロバート・デュヴァル)など、コルリオーネファミリーの面々が揃っていた。
その夜、寝室休んでいたマイケルの部屋が、機関銃によって襲撃を受ける。何とか無傷で済んだマイケルだったが、その事態に激怒。犯人がマイアミの大ボスではないかと悟る。
そしてマイケルは、ことあるごとに偉大な亡き父親・ビトー・コルリオーネのことを想うのだった・・・。
ビトーはイタリアのシシリー島生まれ。9歳の時に父と母、そして兄がマフィアの親分であるチッチオに殺されてしまう。かろうじて生き残ったビトーは村人にかくまわれ、1901年に移民団に混じって単身でニューヨークへと渡った。
ニューヨークで成長したビトー(ロバート・デ・ニーロ)は様々な職業を経験し、少しずつ頭角を現していくのだが・・・。
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<「ゴッドファーザーPARTII」を鑑賞した感想>
言葉にするのが難しいぐらい、本当に重厚な雰囲気と哀愁が溢れている作品でした。上映時間は200時間であり、3時間以上という長い時間です。しかし、ラストの方は終わるのが惜しくなるくらい、映画が放つ魅力にのめり込んでしまいました。
前作では父親のビトーが無くなり、三男のマイケルが父親の後を継ぎます。若いマイケルは様々な苦悩を抱えながらも、ファミリーを守るために水面下で頭角を現さない大物と対峙していく・・・。
派手なシーンは少ないですが、どんなアクション映画にも負けないぐらいの緊張感を放っているんですよね。1974年の米アカデミー賞で作品賞や監督賞(フランシス・フォード・コッポラ監督)を獲得したのも、納得できます。
また、今回はマイケル(アル・パチーノ)の哀愁あふれるシーンが多いですが、それと対比するように若き日のビトー(ロバート・デ・ニーロ)のシーンが散りばめられています。
ビトー・コルリオーネが、どのようにして”ゴッドファーザー”になることができたのか。その理由もわかってくるので、映画全体としてかなり深みを増していると思います。
本当におすすめの映画ですので、まだゴッドファーザーを見たことが無い方は、ぜひパート1からご覧になることを心からお薦めしたいです。
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