殺人事件の裏側に潜む悲しき秘密「真夏の方程式」
タイトル | 真夏の方程式 |
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製作年/製作国 | 2013年/日本 |
監督 | 西谷弘 |
原作 | 東野圭吾 |
出演 | 福山雅治、吉高由里子、北村一輝、杏、山崎光、西田尚美、田中哲司、塩見三省、白竜、永島敏行 |
収録時間 | 129分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
綺麗な海が広がる町「玻璃ヶ浦」。鉱物資源開発に対する地域住民の反発が強まる中、ある旅館で殺人事件が発生する。その裏側には、誰もが思いもしなかった、悲しい過去が隠されていた・・。
福山雅治主演・東野圭吾原作の大ヒットドラマ「ガリレオ」の劇場版第2作目となる映画です。
<冒頭のあらすじ>
”手つかずの海”と呼ばれるほど、自然豊かで綺麗な海が広がっている玻璃ヶ浦。ここでは海底の鉱物資源開発の計画が持ち上がっており、町の住民は賛同するものと反対するものに大きく分かれていた。
この開発計画の住民に対する説明会に招かれた物理学者の湯川学(福山雅治)は、理路整然とした独自の意見を発表し、最後には「選択の問題だ」と言って一刀両断した。
湯川はその晩、地元の小さい旅館「緑岩荘」に宿泊する。そこは川畑夫妻(前田吟・風吹ジュン)が経営しており、一人娘の成美(杏)は旅館を手伝う傍ら、環境保護活動にも尽力していた。
緑岩荘には湯川以外にも宿泊客がおり、その中には一人の少年・恭平もいた。恭平は親の仕事の都合により、夏休みの間は親戚である川畑夫妻の所で過ごすことになっていた。
その他、元捜査一課の刑事である塚原という男も宿泊していたが、彼は翌朝、堤防下の岩場で変死体となって発見されてしまう・・・。
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<「真夏の方程式」を視聴した感想>
前作の「容疑者Xの献身」から5年ぶりとなるガリレオシリーズの映画でしたが、今回も哀愁のあふれる展開になっていましたね。
ドラマでは、主人公の湯川学が少しだけコミカルに描かれる場面もありましたが、今回はとても真面目というか、シリアスな感じになっていました。そしてその存在感が、殺人事件の裏側に潜んでいた悲しき真実を、より一層きわ立たせていたと思います。
また、真夏の方程式では、子供嫌いの湯川と少年との交流も見ものです。いつもだったら子供と接しているとじん麻疹が出てしまうのに、その少年と接している時はそれが無い。そして一緒に海辺で実験してしまうなど、湯川と少年との交流がとても温かく描かれていました。
前作の容疑者Xの献身が好きだった方はもちろんのこと、ガリレオのドラマが好きだった方にもおすすめできる秀作だと思います。今回は自然が豊かな町が舞台だったので、今後は大都会のサイバー事件などを解決する湯川博士の活躍がみたいですね(^^♪
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