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姉のドナーとなるべくして生まれた妹が・・「私の中のあなた」

原題 MY SISTER’S KEEPER
製作年/製作国 2009年/アメリカ
監督 ニック・カサベテス
出演 キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ジョーン・キューザック、トーマス・デッカー、エヴァン・エリングソン
収録時間 110分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星4つ

映画のポイント

全米を感動させた大ベストセラー小説の待望の映画化。重病を抱えた姉のドナーとして生まれた妹がとった驚きの行動とは!?キャメロン・ディアスが子を想う母親役を熱演。

冒頭のあらすじ

弁護士のサラ(キャメロン・ディアス)は、夫のブライアンと長男のジェシー、長女のケイトと4人で生活していた。しかし、ケイトが2歳の時に白血病にかかっていることが発覚し、ケイトは闘病生活を強いられることになった。

それにより家族の生活も一変してしまう。

サラとブライアンはどうしてもケイトを救いたいと願うが、救う出立てが見つからない。そんな中、両親に残された希望はただひとつ、ケイトの生命を救うために、ドナーとなる新たな子供を遺伝子操作によって作ることだった。

そうして生まれたのがアナ(アビゲイル・ブレスリン)だった。家族5人仲良く暮らしているものの、サラはケイトのために弁護士の仕事を辞め、ケアに務めていた。

そしてアナは、姉のケイトの治療のために、これまでに何度も手術台の上に乗っていた。そして、近々腎臓をケイトに1つ提供するために、大掛かりな手術を行うことが予定されていた。

そんな中、アナは周囲を驚かせる思いも寄らない行動を起こすのだが・・・。

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「私の中のあなた」を見た感想

姉を救うために、体の一部を提供することを前提として生まれたアナ。しかし、アナは子供と言えど、一人の人間であり、人間としての権利を有している。

アナ本人の葛藤もさることながら、母親のサラ、父親のブライアンの複雑な心境がありありと伝わってきました。

家族のあり方、そして生命の尊さを改めて考えさせてくれる、巣晴らしい作品だったと思います。

そして、母親のキャメロン・ディアズも、初の母親役を熱演されていましたね。

大きな病気はいつ誰に訪れるかわかりません。長い人生の中で、一度は見る価値がある作品だと思います。


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