人種差別問題の感動大作!「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」
原題 | The HELP |
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製作年/製作国 | 2011年/アメリカ |
監督 | テイト・テイラー |
出演 | エマ・ストーン、ブライス・ダラス・ハワード、シシー・スペイセク、シシリー・タイソン、メアリー・スティーンバージェン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー |
収録時間 | 146分 |
映画賞 | 2011年 アカデミー賞【助演女優賞】 オクタヴィア・スペンサー 2011年 ゴールデン・グローブ【助演女優賞】 オクタヴィア・スペンサー |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<冒頭のあらすじ>
1960年代のアメリカ南部。黒人女性の仕事と言えば、白人の裕福な家庭のメイドが主でした。白人の中には黒人と一緒のトイレを使いたくない、食事を一緒に摂らないなど、人種差別がまだ色濃く残っていた時代です。
裕福な家に生まれながらも、黒人のメイドに育てられたスキーター(エマ・ストーン)は、大学卒業後、作家になるための地元の編集者に就職。既に結婚している女友達の家に訪れた時、そこで働いていたベテラン黒人メイド、エイビリーンへの扱いに違和感を覚えます。
やがてスキーターは、黒人メイドたちへ取材し、彼女達の証言を集めて本にしようと思い立つのですが・・・。
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<「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」を視聴した感想>
終盤にかけて、感動して何度か泣いてしまいました。アメリカは今でこそ人種差別が無くなりましたが、昔はそうではなかった。人種差別が普通だった時代もあったのですね。
ただ、この話は単純に人種差別を訴えているわけではなく、人と人とのつながりの大切さや温かさなども描かれています。話の中にはいろんな考え方や価値観、夫婦、家族の話が散りばめられていて、どれも心に響くものがありました。
私が一番感動した部分は、終盤のミニー(オクタヴィア・スペンサー)と若き夫婦(雇い主)の場面です。ミニーの存在自体がすごく助けになっていたことがわかって、本当に良かった。
人種差別が無くなった今でも、いじめや他人への偏見、差別などは世の中に存在しています。そんな場面に遭遇したときに、自分自身が何をできるのか。その時はこの「The HELP」で教わったことを、思い返してみたいと思います。
時間を割いて見る価値のある、本当に素晴らしい映画でした。
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