アカデミー賞で作品賞を獲得!実話を元にした名作「アルゴ」
原題 | ARGO |
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製作年/製作国 | 2012年/アメリカ |
監督 | ベン・アフレック |
出演 | ベン・アフレック、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ヴィクター・ガーバー、ブライアン・クランストン、スクート・マクネイリー |
収録時間 | 120分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
受賞歴 | 米アカデミー賞:作品賞、編集賞、脚色賞 ゴールデン・グローブ:作品賞(ドラマ)、監督賞 LA批評家協会賞:クリス・テリオ |
おすすめ度 |
<冒頭のあらすじ>
1979年にイランで発生したアメリカ大使館の職員人質事件に対して、CIAが実際に行った救出再現をリアリティ満載で製作された映画です。
革命直後であった1979年のイラン。前指導者の亡命を許したアメリカに対して、イラン国民は非難の目を向け始めていた。そんな中、押し寄せる大衆が遂にアメリカ大使館の柵を飛び越えて潜入し、それはアメリカ大使館占拠事件にまで発展。多くの職員が人質として捕らえられた。
その際、いち早く異変に気付いた6人の職員は裏口から逃げることに成功し、親交が深かったカナダ大使の私邸に逃げ込んでいた。しかし、このままではイラン側に見つかるのは時間の問題であり、そうなったら公開処刑は免れない。
なんとか逃げ出した6人の救出を図ろうとするも、良い解決策が見つからない。そんな中、アメリカ国務省から協力を求められたCIAの人質奪還の専門家トニー・メンデス(ベン・アフレック)は、試行錯誤の上、前代未聞の計画を思いつく。それはなんと、架空の映画をでっちあげ、カナダ大使の私邸に逃げ込んだ6人を映画スタッフに偽装させて出国させるというものだった・・。
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<映画を見た感想>
米アカデミー賞の中でも最も注目されている「作品賞」を獲得した、実話を元にした名作です。
最初から最後まで目が離せない展開で、本当におもしろかったです。若干ドキュメンタリー的なタッチもあり、実際に起こった出来事をリアリティ満載で綴られていました。
終盤にかけて作戦が一つ一つ進んでいく課程は、見ているこっちもハラハラドキドキの連続。思わず手を合わせて祈ってみたり、もう息が止まりそうなぐらい緊迫した場面もありました。
実際の救出作戦では、自転車で国外へ逃げる作戦や、外国人教師や農業研究者になりすます作戦などがあったそうです。映画スタッフになりすますというのは、後にも先にもない、前代未聞の作戦だったのですね。
なお、DVDの特典映像では、作戦の実行者だった元CIAのトニー・メンデス氏や、実際に救出された方々のインタビューも収録されています。このインタビューを聞くと、映画がいかに実話に基づいてしっかり作られているかどうかが、わかると思います。
ちなみに、この作戦を成功させたトニー・メンデス氏は、アメリカのCIAの中で、もっとも優れた功績を残した50人の1人として選出されているそうです。
本当の優れた作品だと思いますので、まだの方はこの機会にぜひ、ご覧頂ければ幸いです。
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