紀子の食卓 出演者やDVD情報

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園子温監督が描く衝撃のホームドラマ「紀子の食卓」

タイトル 紀子の食卓
製作年/製作国 2008年/日本
監督 園子温
原作 園子温
出演 吹石一恵、吉高由里子、つぐみ、光石研、並樹史朗、宮田早苗
収録時間 159分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
指定 R-15
おすすめ度 星3つ

映画のポイント

愛のむきだしや地獄でなぜ悪い、自殺サークルなどの衝撃作を次々に世に送り出している鬼才・園子温監督が描く斬新なホームドラマ。レンタル家族という虚構のサービスを通じて、家族の崩壊や気持ちが痛烈に描かれています。

冒頭のあらすじ

17歳の平凡な女子高生・紀子(吹石一恵)は、新聞記者の父・徹三(光石研)、母の妙子、妹のユカ(吉高由里子)の4人暮らし。

何不自由の無い生活を送っていたが、家族同士の人間関係に苛立ちを覚えていた。特に父親の徹三に対しては納得しておらず、自分なりの方法で影ならが反発していた。

ある日、紀子は「廃墟ドットコム」というWebサイトを発見。そのサイトは全国の女の子が書き込む掲示板のようなもので、紀子は「ミツコ」のハンドルネームで活動し、やがて「上野駅54」という女の子と仲良くなっていった。

そんな時、紀子は父の徹三に高校卒業後の進路について相談する。紀子は東京で一人暮らしをしたいと言うが、徹三は「一人暮らしをすると妊娠する」という突飛な固定観念を持っており、なかなか許そうとしない。

嫌気が差した紀子は家出を決意。スーツケースに荷物をまとめて、東京へと向かってしまう・・・。

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「紀子の食卓」を実際に鑑賞した感想

「愛のむきだし」や「地獄でなぜ悪い」などの作品を見てこの映画を撮った監督はすごいな〜と思い、ちょっと昔の作品である「紀子の食卓」を見てみました。

この作品は、園子温監督が原作と脚本も担当しています。園子温ワールド全開の作品なんだろうな〜と思いながら見てみましたが、本当のその通りだと思いました。

ごく普通の女子高生が家族の人間関係に不満を抱き、家出をする。そして「レンタル家族」という衝撃の仕事に出会い、虚構の家族を演じることによって本当の家族のあるべき姿を見出していく・・・。

ストーリーには衝撃的な部分も出てきます。また台詞も多い映画で、その節々に真意が込められていたような気がしました。

ちょっとわかりにくい部分もありますが、とても斬新なストーリー展開で最後まで飽きずに見ることができたと思います。このような映画を経て、愛のむきだしなどの名作が生まれていったのですね。


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