世界や年齢が全く違う2人の男の不思議な交流「キツツキと雨」
タイトル | キツツキと雨 |
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製作年/製作国 | 2011年/日本 |
監督 | 沖田修一 |
出演 | 役所広司、小栗旬、高良健吾、臼田あさ美、森下能幸、宇野祥平、大和田健介 |
収録時間 | 129分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
林業一筋でやってきた60歳の親方と、気の弱い25歳の新人映画監督の心の交流を描いた、不思議はハートウォーミングストーリー。役所広司が木こり役を、小栗旬が新人映画監督を好演しています。
<冒頭のあらすじ>
人里離れた山奥の村で、林業を営む男・岸克彦(役所広司)。彼は3年前に妻を亡くし、息子の浩一(高良健吾)と2人暮らしだった。
克彦は自分でお弁当を作り、洗濯もし、仕事をしながら家事をこなしていた。一方、息子の浩一は定職に就かず、ふらふらしている状態。克彦はそんな浩一に憤りを感じており、事あるごとに衝突を繰り返していた。
ある日、いつも通り軽トラで現場に向かった克彦は、田舎道の溝にはまって立ち往生している車を発見。その車には、映画の撮影に来たという映画監督の田辺幸一(小栗旬)と鳥居(古舘寛治)が乗っていた。
人気の少ない道であり、車も動かせない状態にあることから、克彦はこの2人を撮影現場まで送り届けることに。そしてどういうわけか、話の流れで克彦はゾンビのエキストラとして映画に出演する羽目になるのだが・・・。
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<「キツツキと雨」を実際に見た感想>
「南国料理人」や「横道世之助」で有名な沖田修一監督の作品でしたが、この「キツツキと雨」も独特の世界観がとても良かったですね。
ずっと木こりとして働いてきた頑固な親父と、都会からやってきた気の弱い新人映画監督の青年。普通に考えたら絶対に会わないであろう2人の絡みは、見ていて本当に愉快でした。
そして木こり役を演じた役所広司さんと新人映画監督を演じた小栗旬さんですが、この2人の演技も本当に良かったですね。
田舎の人には独特の温かさやおもてなしの心みたいなものがありますが、役所さんの演技にはそれが出ていました。
このような他の映画にはない雰囲気を出せる沖田修一監督の作品を、今後も楽しみにしたいですね♪
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