人身売買という衝撃的なテーマに挑んだ作品「闇の子供たち」
タイトル | 闇の子供たち |
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製作年/製作国 | 2008年/日本 |
監督 | 阪本順治 |
原作 | 梁石日 |
出演 | 江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、豊原功補、鈴木砂羽、塩見三省、佐藤浩市、外波山文明 |
収録時間 | 137分 |
指定 | PG-12 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
タイの裏社会で行われているという子供の臓器売買や幼児売春などの問題を描いた衝撃作。江口洋介が真実に迫る新聞記者役を、宮崎あおいが正義感あふれる心優しき施設従業員の役を熱演しています。
<冒頭のあらすじ>
南部浩行(江口洋介)は、タイのバンコクで活動している新聞記者。現地でのルールや生活にも慣れている彼は、所属している日本新聞社の東京本社から、あるネタの調査依頼を受ける。
その内容は重病を患っている日本人の子供が、近いうちにタイに渡って心臓の臓器移植を受けるという内容だった。
一方、大学で社会福祉を学んだ音羽恵子(宮崎あおい)は大学を卒業後、アジアの子供達のために活動をしたいという想いで、バンコクの社会福祉センターで働き始めていた。
恵子は、福祉センターの女性所長と一緒にスラム街を視察し、厳しい現実があることを実感する。さらに、アランやーという少女が行方不明になっていることを知らされた。
南部は子供の臓器売買の事実を調べるために、自らの情報網を利用して、少しずつ真実に迫っていく。しかし、そんな煩わしい記者の存在を知ったタイのマフィアは、彼に対して少しずつ圧力をかけていくのだが・・・。
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<「闇の子供たち」を視聴した感想>
映画の大部分はタイで撮影されており、ドキュメンタリー的な部分も多い作品でした。日本にも格差社会は存在しますが、アジアの国の中には、本当に過酷な貧富の差があることを、改めて考えさせられました。
そして問題は、臓器提供のための人身売買や幼児売春という明らかな犯罪行為が、アジアの裏社会で行われている可能性があるということです。この物語が本当かどうかはわかりませんが、これは社会問題だけでなく、人間の価値観や尊厳、在り方の問題でもあると思います。
また、この作品には江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡という日本を代表する俳優人が登場しています。タイでのシーンが多く、撮影は大変だったろうな〜と勝手に想像してしまいました。
シリアスな社会問題を描いた作品に興味がある方へ、ぜひご覧頂ければと思います。
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