日本アカデミー賞にて10部門獲得!八日目の蝉
製作年/製作国 | 2011年/日本 |
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監督 | 成島出 |
キャスト | 井上真央、永作博美、小池栄子、田中哲司、渡邉このみ、市川実和子、別府あゆみ、森口瑤子 |
原作 | 角田光代 |
脚本 | 奥寺佐渡子 |
収録時間 | 147分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<冒頭のあらすじ>
会社の上司との不倫で妊娠してしまった野々宮希和子(永作博美)。希和子は中絶手術をするも、後遺症で二度と子供を産めない身体になってしまった。
一方、不倫相手の男は奥さんと別れると言いながらも、いつの間にか妻との間に子供が産まれていたことが発覚。自分自身にケリを付けるためにも、赤ん坊の顔を一目見ようと夫婦の留守宅に忍びこむ希和子だったが・・・。
感極まった希和子は、赤ちゃんを抱えたまま外に連れ出してしまうのでした。
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<「八日目の蝉」を視聴した感想>
井上真央さんが主演女優賞、永作博美さんが助演女優賞、その他監督賞や作品賞など、日本アカデミー賞で10部門を獲得した名作です。監督は堤真一さん主演の「孤高のメス」を撮った成島出さん。人間描写を撮らせたら、もう右に出るものはいないかもしれませんね。
ストーリーは、野々宮希和子(永作博美)に生後4年間も育てられた秋山恵理菜(井上真央)の目線で進んでいきます。現在の生活や出来事を通して、希和子にいかに愛されていたかを悟る恵理菜さんの演技は、本当に素晴らしかったですね。また、希和子役の永作博美さんの演技も、もう見ていられないぐらい心し染みるものがありました。
もう出だしから切ないストーリー展開なのですが、物語が進んでいくにつれて、胸を締め付けられるような気持ちになりました。そしてラストはもう泣かずにはいられませんでしたね。
子を持つお母さん方が見たら、一体どんな気持ちになるのでしょうか。母子の愛を描いた、素晴らしい傑作だと思います。
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