人間臭さを存分に表現した秀作!ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
監督 | ポール・トーマス・アンダーソン |
---|---|
出演 | ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ、ケビン・J・オコナー、キアラン・ハインズ |
原題 | THERE WILL BE BLOOD |
収録時間 | 158分 |
制昨年/国 | 2007年/アメリカ |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<あらすじ(冒頭のみ)>
時代は1900年代初頭。石油の掘り当てによって、一攫千金を手に入れることが可能だった時代。主人公の中年男「ダニエル・プレインヴュー」は今日もひたすら山を掘っていました。
孤児を自分の息子H.W.として連れ歩いていた彼のもとに、ポールと言う1人の青年が現れます。
彼は、自分の故郷の土地に油田があることを、ダニエルに伝えにきたのでした。半信半疑のもと、ダニエルはポールの故郷の土地に向かい、そこに油田があることを確信。そしてすぐに土地の買占めに乗り出し、採掘作業に乗り出します。
そんな状況を見ていた町の住民の中には、不信感を抱くものもおり・・・。
スポンサードリンク
<「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見た感想>
2013年3月現在で3度の米アカデミー賞の主演男優賞を獲得した名優「ダニエル・デイ=ルイス」の主演作です。この作品にて、2度目の主演男優賞を獲得しています。
いや〜、ダニエル・デイ=ルイスの演技は凄かったですね。世界中を探してもこんな演技が出来る人は居ないのではないかと思います。独特の話し方、しぐさ、表情など、リアリティが抜群でした。また、各シーンごとに流れる音楽も絶妙です。ありがちな音楽ではなく、非常に独特な音楽が流れてくるので、各シーンの状況がより際立って見えました。
話は主人公のダニエル・プレインヴューの自伝的な流れにもなっており、20年〜30年にわたる出来事が描かれています。時間は約2時間40分と長めではありますが、時間の経過を忘れさせてくれるストーリー展開で、最後まで飽きることなく一気に見れました。
本当に味のある作品ですので、ぜひ1度、ご覧頂くことをおすすめしたいですね。
スポンサードリンク
映画ランキング TOPページに戻る