20世紀前半のイタリアを描いた超大作!「1900年」
タイトル | 1900年 |
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原題 | Novecento(※イタリア語) |
製作年/製作国 | 1976年/イタリア、フランス、西ドイツ |
監督 | ベルナルド・ベルトルッチ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー、ドミニク・サンダ、ドナルド・サザーランド、アリダ・バリ、バート・ランカスター、スターリング・ヘイドン |
収録時間 | 316分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
20世紀前半のイタリアを舞台に、裕福な大地主の家で生まれた男と、貧困層にあたる小作人の家で生まれた男との友情や確執、それぞれの人生を描ききった作品。ファシズムの台頭から第二次世界大戦の終了まで、長きに渡る年月が描かれています。
主演はロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューで、5時間16分という類を見ない長さの大作となっています。
<冒頭のあらすじ>
1945年4月のイタリア解放の日。かつては黒服を着て農民達に過酷な労働を強いていたアッティラ(ドナルド・サザーランド)は、妻のレジーナと共に追われる身となっていた。
一方、アッティラの雇い主であり、大農園の地主であるアルフレード(ロバート・デ・ニーロ)は、銃を手にした少年によって、家畜小屋へと追い詰められる。
なぜ、このような状況に陥ったのか。そこには、言葉では説明しきれない程の大きな理由があった・・。
1901年のある日、ベルリンギエリ農園では2人の男の子が生まれた。一人は大地主の孫であり、そのまま祖父の名を継いでアルフレードと命名。もう1人は小作人の頭であるレオ・ダルコの孫であり、オルモと名付けられた。
アルフレードとオルモは身分に大きな隔たりがあるものの、共に幼少期から少年期を過ごし、親友となっていく・・・。
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<「1900年」を見た感想>
いや〜、本当に長い映画でした。316分という時間は、今まで私が見た映画の中で一番長かったですね。園子温監督(※リンク!!!)の「愛のむきだし」(※リンク!!)も長かったですが、それでも237分です。
そして物語は、1900年から1945年までの出来事が描かれています。全く身分の異なる家に育ち、親友同士として育った2人。彼らがどんな青春を過ごし、激動の時代を乗り越え、最後はどうなっていくのか。
その全てを、しっかりと描ききっていました。ラストの終わり方も見事だったと思います。
1900年代前半は各国が激動の時代だったと思うのですが、イタリアの小作人の方々も本当に大変だったのですね。今はこの時代と比べれば差別もだいぶ無くなっていますが、それでも格差は広がっています。
世の中は変われど、根本的な根っこの部分は同じなのかもしれません。
本当にびっくりするぐらい長い映画なので、細切れにしてご覧になることをおすすめしたいですね。
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