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映画賞を総なめにした1984年の名作!「アマデウス」

タイトル アマデウス
原題 AMADEUS
製作年/製作国 1984年/アメリカ
監督 ミロス・フォアマン
原作 ピーター・シェーファー
出演 F・マーレイ・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジ、サイモン・カロウ、ジェフリー・ジョーンズ、クリスティン・エバーソール、ケニー・ベイカー
収録時間 158分
映画賞 <1984年 アカデミー賞>
作品賞、主演男優賞:F・マーレイ・エイブラハム、監督賞、脚色賞、美術監督・装置、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞

<1984年 ゴールデン・グローブ>
作品賞(ドラマ)、男優賞(ドラマ)、監督賞、脚本賞
<1984年 LA批評家協会賞>
作品賞、男優賞、監督賞、脚本賞

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おすすめ度 星4つ

映画のポイント

偉大な音楽家・モーツァルトの活躍や、彼を妬むサリエリの行いを綴ったサスペンス風のドラマ映画。ブロードウェイの人気舞台「アマデウス」を映画化した作品です。

1985年の第57回アカデミー賞では、作品賞や監督賞、主演男優賞、美術賞、脚色賞など、合計8部門を獲得。その他の映画賞も数多く受賞した名作として知られています。

冒頭のあらすじ

1823年の11月。冬を迎えたウィーンの街で、1人の老人が自殺を図った。その老人の名はアントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)。

「許してくれ、モーツァルト。おまえを殺したのは私なのだ・・」と叫びながら、サリエリは自らをナイフで切りつけたのだ。

数週間後、元気になったサリエリは精神病棟に入院。彼の元を訪れた神父のフォーグラーに対して、思いも寄らぬ告白を始めたのだった・・・。

サリエリはかつて、オーストリアの皇帝であるヨゼフ2世(ジェフリー・ジョーンズ)に使える宮廷作曲家を務めていた。自らの才能を信じ、神に感謝しながら作曲を続けていたサリエリだったが、ある男の出現によって歯車が狂い始める。

その男の名は、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(トム・ハルス)。若くして圧倒的な才能を持つモーツァルトに対して、サリエリは人知れず嫉妬心を抱き始めていた・・・。

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「アマデウス」を見た感想

1984年にブロードウェイ舞台を元にして製作された映画であり、たくさんの方々から高く評価されている映画「アマデウス」。

私は2015年に初めて鑑賞してみましたが、非常に奥行きのある意味深い映画という印象を受けましたね。

神童とも言える圧倒的な天賦の才能を持っていながら、人間関係や歴史を重視しない男、モーツァルト。

一方、裕福ではない家庭に生まれながらも、自らの努力によって宮廷作曲家という高い地位に上り詰めた努力の男、サリエリ。

音楽を心から愛し、崇拝しているサリエリが、モーツァルトという神童の出現によって乱されていく姿、そして圧倒的な能力を持ちながらも、周囲に翻弄されてしまうモーツァルトの姿が、とても情緒深く描かれていたと思います。

160分という長尺の映画であり、少し上品な印象の映画でしたが、自然とストーリーに引き込まれてしまいましたね。

嫉妬や悔しさというものは、長い人生において誰もが感じるものです。しかし、それをどう消化するか、どう活かしていくかは、人によって全く違ってくるのですね。

今後、自分がもし嫉妬するようなことがあったら、このアマデウスのことを思い出しそうです。


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