アメリカ銃社会に迫る!ボウリング・フォー・コロンバイン
タイトル | ボウリング・フォー・コロンバイン |
---|---|
原題 | Bowling for Columbine |
製作年/製作国 | 2002年/アメリカ、カナダ |
監督 | マイケル・ムーア |
出演 | マイケル・ムーア、チャールトン・ヘストン、マリリン・マンソン、ジョージ・ブッシュ、マット・ストーン |
収録時間 | 120分 |
映画賞 | 2002年 アカデミー賞:ドキュメンタリー長編賞 2002年 カンヌ国際映画祭:55周年記念特別賞 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
1999年にアメリカ発生し、世界中に伝わった重大事件「コロンバイン高校銃乱射事件」を題材にして、マイケル・ムーア監督がアメリカ銃社会の実情に深く迫っていったドキュメンタリー映画。
マイケル・ムーア監督が様々な人物にインタビューをする形で綴られており、全米ライフル協会の会長を務めていた名優、チャールトン・ヘストンにも鋭い質問を投げかけています。
<冒頭のあらすじ>
1999年4月20日。アメリカのコロラド州にある小さな町、リトルトン。いつも通りの平和な1日が始まったように思えたこの日、2人の少年が銃を手にし、コロンバイン高校へと向かった。
コロンバイン高校は2人の少年が通っている学校でもある。そして、彼らは学校に着くなり銃を乱射し、1人の教師と12人の生徒を射殺。さらに23人を負傷させた。
その後2人の少年は、自らの銃で自殺してしまう。
アメリカは他の先進諸国と比べても、群を抜いて銃殺事件が多発している。これに大きな疑念を抱いたマイケル・ムーア監督は、自らがマイクを取り、様々な場所へ突撃取材を始めていく・・・。
スポンサードリンク
<「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見た感想>
まず、この映画を見て驚いたことは、アメリカの銃殺事件・事故の多さです。この映画が作られた当時、先進諸国では銃殺事件が多くても数百件、日本においては約40件ぐらいでした。
しかし、アメリカでは1万1千件という桁違いの銃殺事件が発生しています。この数字が意味するものは何なのか。そして、原因の根源はどこにあるのか。
誰でも簡単に銃を所持できるアメリカという国に対して、マイケル・ムーア監督が大きな疑問符を投げかけている作品だと思いました。
この映画の凄い所は、コロンバイン高校銃乱射事件について取り上げているだけでなく、その要因とも言えるアメリカの銃社会について、メスを入れている所です。
全米ライフル協会の会長を務めていた俳優のチャールトン・ヘストン氏にも取材を敢行しており、監督の本気具合を感じることができます。
アメリカにおいて、かなり大きな反響を起こした映画であることは間違いありません。
スポンサードリンク
映画ランキング TOPページに戻る