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アカデミー賞3部門に輝いた名作!「クラッシュ」

タイトル クラッシュ
原題 CRASH
製作年/製作国 2004年/アメリカ
監督 ポール・ハギス
出演 サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジート、ウィリアム・フィクトナー、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、タンディ・ニュートン、ライアン・フィリップ
収録時間 112分
指定 PG-12
映画賞

<2005年 アカデミー賞>
作品賞、脚本賞(ポール・ハギス、ボビー・モレスコ)、編集賞(ヒューズ・ウィンボーン)

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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

色んな人種の人が混在するアメリカで、ある1件の自動車事故をきっかけにしておこるトラブルやハプニングを描いたヒューマンドラマ。

ミリオンダラー・ベイビーで脚本を務めたポール・ハギスの初監督作品であり、この年のアカデミー賞で作品賞を含む3部門を獲得した名作です。

冒頭のあらすじ

冬のロサンゼルス。レストランを後にした黒人男性のアンソニーとピーターは、店員の態度に腹を立てていた。それは身なりを見てチップを払わないという先入観を持った若い女性店員が、無愛想な接客をしたからだ。

そんな中アンソニーは、自分を見るなり夫の腕に手を絡めた女性を発見。黒人だからといってそのような仕草を見せた女性に腹を立てたアンソニーは、彼らに銃を向け、車を盗んでしまった。

車を盗まれた夫の妻、ジーン(サンドラ・ブロック)はそれ以降、人種差別的な言動や行動がひどくなってしまう。

一方、白人警官のライアン(マット・ディロン)は、パトロール中に不審な挙動を見せた助手席の女性を発見。乗っていたのは、黒人のTVディレクターであるキャメロン氏と、その妻だった。

ライアンは2人を降車させ、強制的に身体検査を実施してしまう・・・。

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「クラッシュ」を見た感想

たくさんの人種や国籍の人達が混在しているアメリカにおける、人種差別や偏見を色濃く描いた作品だと思いました。

頭では人間は皆平等だと思っていても、何かしらのきっかけで偏見を持ったり、差別的な行為を働いてしまう・・。

自分は大丈夫だと思っていても、知らない間に偏見の目を持ってしまう危険性があることを教えてくれる映画だったと思います。

今作はポール・ハギス氏の初監督作品とのことですが、ストーリーの見事な構成や演出を見ると、もうベテラン監督並ですね。

アカデミー賞で作品賞を獲ったことも、納得できる内容でした。おすすめの社会派ヒューマンドラマです。


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