ジョニー・デップが心優しき青年を好演!ギルバート・グレイプ
タイトル | ギルバート・グレイプ |
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原題 | WHAT’S EATING GILBERT GRAPE |
製作年/製作国 | 1993年/アメリカ |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
原作 | ピーター・ヘッジズ |
出演 | ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス、メアリー・スティーンバージェン、ダーレーン・ケイツ、ジョン・C・ライリー、クリスピン・グローバー、ケビン・タイ |
収録時間 | 117分 |
映画賞 | <1993年 LA批評家協会賞> ニュー・ジェネレーション賞:レオナルド・ディカプリオ |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
知的障害を持つ弟や過食症の母を支える青年の姿を通して、家族の強い絆や青春の葛藤、そして未来への希望を描き出した心温まる青春映画。
兄弟役を演じたジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの名演が光る作品で、ディカプリオはわずか18〜19歳ながらアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ賞 助演男優賞にノミネートされています。
<冒頭のあらすじ>
アイオワ州の小さな田舎町、エンドーラで食料品店に勤めているギルバート・グレイプ(ジョニー・デップ)。彼は24歳という青春真っ只中の年頃だったが、どうしても田舎を出れない理由があった。
母親のボニーは17年前に夫が自殺してからというもの、自宅に引きこもって過食症に。弟のアーニー(レオナルド・ディカプリオ)は知的障がいを持っており、目を離すと次から次へといたずらをしてしまう状態。
ギルバートは姉のエイミーと妹のエレンと協力しながら、一家の大黒柱として懸命に生きていた。
そんなある日、ギルバートはキャンピングカーで祖母と一緒に旅を続ける美少女、ベッキー(ジュリエット・ルイス)と出会った・・。
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<「ギルバート・グレイプ」を見た感想>
父亡き後、知的障がいを持つ弟と、拒食症で引きこもりの母を支える長男、ギルバート・グレイプ。彼の懸命に生きる姿を通して、不思議と未来への希望を感じさせてくれる映画でした。
自分の夢や希望は持たずに、ただ家族のために生きているギルバート。終盤でお母さんがギルバートに語ったセリフは、本当に意味深いものであり、ギルバートの大きな救いになったと思います。
家族の絆だけでなく、青春の痛みや悩み、兄弟のあるべき姿、人生において大切なものなど、色々と思い出させてくれる映画でしたね。
そして、この映画を語る時に欠かせないのが、主人公のギルバート・グレイプ役と務めたジョニー・デップと、弟役を務めたレオナルド・ディカプリオの演技力です。
1963年生まれのデップは30歳前後、1974年生まれのディカプリオは18〜19歳ぐらいの時の作品ですが、2人とも素晴らしい演技だったと思います。
特に、知的障がいを持つ少年役を演じたディカプリオは、若いのに本当に凄いなと思いました。一応、アカデミー助演男優賞やゴールデングローブ賞の助演男優賞にもノミネートされていたようですね。
ディカプリオが受賞しても誰も文句をつけられないような演技だったと思います。
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