映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の感想
タイトル | ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 |
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原題 | Life of Pi |
製作年/製作国 | 2012年/アメリカ |
配給 | 20世紀フォックス |
監督 | アン・リー |
原作 | ヤン・マーテル |
映画賞 | 第85回アカデミー賞:監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞 |
出演 | スラージ・シャルマ、イルファーン・カーン、アディル・フセイン、レイフ・スポール、ジェラール・ドパルデュー |
収録時間 | 127分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
ヤン・マーテルの小説「パイの物語」を原作とした、3Dのアドベンチャー・サバイバル映画。
インド人の少年・パイが、太平洋のど真ん中で遭難。リチャード・パーカーと名付けられたトラと共にサバイバルを繰り広げていく姿が、神秘的な映像で描かれています。
第85回アカデミー賞では11部門でノミネートされ、監督賞や撮影賞など、4部門を受賞しました。サバイバル系やアドベンチャー系やの映画がお好きな方へ、間違いなくお薦めの作品です。
<冒頭のあらすじ>
知人のママジから「彼の話を聞けば、神の存在を信じる」と言われ、インド人男性のパイ・パテルに会いに来た、小説家のヤン・マーテル。
ヤンはパイ・パテルの話を、興味深く聞き入っていたー。
楽器や水泳が得意な少年・パイは、インドのポンディシェリという街で育った。この街はいくつかの宗教が入り混じっており、パイはヒンズー教だけでなく、キリスト教やイスラム教も同時に信仰するようになった。
パイの父と母は植物園を営んでいたが、やがて動物園も経営。ベンガルトラやシマウマ、オラウータンなど、たくさんの動物も飼うようになる。
パイはリチャード・パーカーと名付けられたトラに興味を持ち、自分の手でエサ(肉)を与えようとした。しかし、凶暴性の高いトラには接してはいけないと、父から強く怒られてしまう。
やがてパイの父親は国からの補助金が出なくなったことを理由に、動物園をたたんでカナダへの移住を決断。カナダで動物達を売りに出し、そのお金を糧にして新生活を始めようと家族を説得する。
そして日本の貨物船に家族揃って乗船し、太平洋を渡る長い航海へと旅立つのだが・・・。
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<「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を見た感想>
なぜ、少年パイは227日間の過酷な漂流の中で生き残ることができたのか・・・。
その理由が神秘的・幻想的な映像と共に描かれており、予想以上にスゴイ作品でした。米アカデミー賞で11部門にノミネートされ、監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞を受賞したのも納得できる映画ですね。
話の序盤はパイの生い立ちや家族のことが描かれているのですが、中盤以降はストーリーが一変。太平洋のど真ん中に放り出されてしまいます。
しかも、救命艇にはどういうわけかトラの”リチャード・パーカー”も乗り込んでいて、そこからがもう大変でした。
トラと少年が小さい船に同乗することになり、見ているこっちもハラハラ、ドキドキでしたね。
同じ種類のサバイバル映画としては「白鯨との闘い」や「キャスト・アウェイ」などがありますが、この「ライフ・オブ・パイ」には”神秘的な映像美”も加わっています。
このためサバイバル映画では今まで感じたことのないような、不思議な感覚も得られましたね。
滅多に出会うことのない種類の映画なので、ぜひ1度ご覧になることをお薦めします。
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