想像を絶する獄中生活「ミッドナイト・エクスプレス」
タイトル | ミッドナイト・エクスプレス |
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原題 | Midnight Express |
製作年/製作国 | 1978年/アメリカ |
監督 | アラン・パーカー |
原作 | ビリー・ヘイズ |
脚本 | オリバー・ストーン |
出演 | ブラッド・デイビス、ランディ・クエイド、ジョン・ハート、ポール・スミス、ボー・ホプキンス、アイリーン・ミラクル、ポール・スミス |
収録時間 | 121分 |
映画賞 | <第51回(1979年)アカデミー賞> 脚色賞:オリバー・ストーン、作曲賞:ジョルジオ・モロダー 1978年ゴールデン・グローブ:作品賞(ドラマ) 1978年 LA批評家協会賞:音楽賞 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
トルコからアメリカに帰る時、麻薬不法所持で捕まったアメリカ人青年の、壮絶な投獄生活を描いた実話を元にして作られた映画。
全てが悪い方向に転がる中、主人公はアメリカに戻ってこれるのか・・。過酷な投獄生活と共に、海外で法を犯すことの恐ろしさも痛感させられる作品です。
<冒頭のあらすじ>
アメリカと中東諸国の険悪な関係が続いていた1970年。アメリカ人のビリー・ヘイズ(ブラッド・デイビス)は、トルコのイスタンブール空港で逮捕されてしまう。
容疑はハシシという麻薬をアメリカへ運ぼうとした、麻薬密輸容疑だった。事実、ビリーは体にハシシを自ら巻きつけており、明らかな確信犯だった。
投獄された刑務所では、他にも欧米出身の囚人がたくさんいる。ビリーはこの先どうなるか解からないという不安を抱えたまま、裁判を待つことになった。
ビリーの父親や弁護士、そして米国領事館はビリーを釈放させるため、トルコ当局と戦うことに。しかし、険悪な関係が続く国際情勢の元、トルコ側の追及は凄まじいものがあった。
そして裁判では、まさかの判決が言い渡されてしまう・・・。
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<「ミッドナイト・エクスプレス」を見た感想>
故意で麻薬の密輸を行おうとした青年の物語であり、自業自得と言えばそれまでなのですが、海外で法を犯すことの恐ろしさを痛感させられましたね。
劇中では主人公のビリーが本当に絶望的な状況に追い込まれていくので、途中からは見るのも辛くなってきました。それくらい、異国の刑務所で生きる大変さがリアルに描かれていたと思います。
これが実話を元にして作られたというのですから、本当に驚きですね。
もちろん国内で犯罪を侵してしまうこともNGですが、海外の場合はその国の法律に従わなければなりません。日本では比較的量刑が軽い犯罪でも、海外では場合によっては終身刑になってしまう可能性もあります。
海外に行った時はその国の法令を遵守するのはもちろんのこと、犯罪に巻き込まれないように細心の注意を払わなければなりません。また、予め渡航する国について、知っておくことも重要だと思いました。
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