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1973年のヒューマンドラマの名作「ペーパー・ムーン」

タイトル ペーパームーン
原題 PAPER MOON
製作年/製作国 1973年/アメリカ
監督 ピーター・ボグダノビッチ
原作 ジョー・デヴィッド・ブラウン
出演 ライアン・オニール、テータム・オニール、マデリーン・カーン、ランディ・クエイド、テイタム・オニール、ジョン・ヒラーマン、P・J・ジョンソン
収録時間 136分
映画賞 1973年アカデミー賞:助演女優賞(テイタム・オニール)

1973年ゴールデン・グローブ:有望若手女優賞(テイタム・オニール)

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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

母親を亡くし、一人ぼっちになってしまった少女のアディと、向かう方向が一緒という理由で彼女を親戚の家まで送り届けることになった詐欺師のモーゼが繰り広げる、心温まるロード・ムービーです。

アディを演じたテイタム・オニールと、主演のモーゼを演じたライアン・オニールは実の父子であり、テイタム・オニールは若干9歳にしてアカデミー賞の助演女優賞を獲得しています。

1930年代の禁酒法時代を背景に、モノクロの映像で全編が描かれています。

冒頭のあらすじ

母親を自動車事故で亡くした9歳の少女、アディ(テイタム・オニール)。お墓の前では簡易的な葬儀が行われており、居合わせた人はアディのその後を心配していた。

そこに訪れたのが、アディの母親の知り合いであるモーゼ(ライアン・オニール)だった。彼はただ純粋に花をたむけに来ただけだったが、アディの親戚の家と向かう方向が一緒であることが判明。

そしてモーゼがアディを親戚の家まで送り届けることで、話がまとまってしまった。

遠い道のりであったため、移動中もモーゼは仕事に取り掛かる。彼の仕事は、聖書を売ること。新聞で主人や奥さんが亡くなった自宅をチェックしては、巧妙な話術でその家に聖書を売りつけていた。

ある日、いつのもように聖書を売りに行った家で、まさかの保安官と遭遇。モーゼはその保安官に怪しいと睨まれてしまう。しかし、そこで機転を利かしてピンチを救ったのが、アディだった・・・。

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「ペーパー・ムーン」を見た感想

各映画関連サイトでも高い評価を得ているこの作品ですが、想像以上に素敵な映画でした。

1973年という昔の映画であり、全編モノクロです。それでも、劇中で描かれている大人と子供のそれぞれの愛情表現は、間違いなく現代に通じるものがありますね。

娘のアディはかなりの仏頂面ですが、そこがまた可愛かったです。しかも、大人のやっていることを見ただけで理解してしまう、かなりの賢さの持ち主。ただし、9歳なのにまるで大人のようにタバコを吹かす場面も多々あり・・・。ちょっと心配になってしまいましたね。

同じような設定のドラマではフジテレビの「マルモのおきて」がありますが、あのドラマにも似ている部分が多いですね。ただ、時代背景がだいぶ異なっている分、ペーパー・ムーンの方がだいぶ渋いです。

小さいお子さんがいらっしゃる方はもちろんのこと、独身の方でも間違いなく楽しめる映画だと思いました。時代を超える名作の1つなので、ご興味のある方へ、ぜひご覧頂ければ幸いです。


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