映画「スワロウテイル」を見た感想

当サイトはプロモーションが含まれています。

独特な世界観!岩井俊二監督作品「スワロウテイル」

タイトル スワロウテイル
原題 Swallowtail Butterfly
製作年/製作国 1996年/日本
監督 岩井俊二
音楽 小林武史
出演 伊藤歩、三上博史、江口洋介、Chara、渡部篤郎、桃井かおり、山口智子、大塚寧々、アンディ・ホイ、洞口依子
指定 R-15
収録時間 148分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星4つ

映画のポイント

日本の”円”が世界で一番強かった時代を舞台に、一攫千金を夢見て日本にやってきた外国人達の姿を描いた物語。

伊藤歩、CHARA、三上博史の3人が主演で、江口洋介や渡部篤郎、山口智子などが脇を固めています。独特の世界観が光る大作です。

冒頭のあらすじ

世界経済の中で”円”が最も強くなっていた時代。一攫千金を求めて、海外からはたくさんの外国人が日本を訪れていた。

不法労働者である彼らは円都”イェン・タウン”と呼ばれる町に住み着き、日本人は彼らを円盗”イェン・タウン”と呼んで非難していた。

これは、そんな円盗達が日本で成り上がろうとした物語である・・。

少女のアゲハ(伊藤歩)は、娼婦だった母親が無くなってしまい1人ぼっちになってしまう。母の同僚をたらい回しにされるアゲハだったが、ある日、グリコ(CHARA)と言う名の女性と出会い、彼女の元に引き取られた。

グリコはアゲハのことを溺愛し、彼女を娼婦としてではなく、普通の仕事をさせようとする。

そんなある日、アゲハを強姦しようとした男が現れ、彼女を守ろうとした仲間が男を死なせてしまった。この男はヤクザであり、その体内からは一万円札の偽造データが記録されたテープが出てきてしまい・・・。

スポンサードリンク



「スワロテイル」を見た感想

独特な世界観があり、不思議な魅力を持つ映画でした。決して綺麗なストーリーではなく、どちらかというと映像も物語もかなり泥臭いです。

でも、そんな人間の刹那さや儚さの合間にきらりと光る部分も見えたような感じがして、見終わった後は不思議と心休まるような感じでしたね。

一万円札の偽造データを手にした円盗達が、最終的にはどうなっていくのか。その展開も必見です。

そしてこの映画ではまだ16歳ぐらいの伊藤歩さんが、体当たりの演技で主演を務めています。胸をあらわにしてタトゥーを入れられるシーンもあり、若い時からスゴイ女優さんだったんだな〜と感心させられました。

三上博史さん、CHARAさん、江口洋介さん、渡部篤郎さん、山口智子さんも皆さんが若い時であり、登場する俳優さんを見ているだけでも楽しめるかもしれません。

なかなか出会えない種類の日本映画なので、映画好きな方は是非見ておいた方が良いと思います。


スポンサードリンク


映画ランキング TOPページに戻る

このページの先頭へ戻る