ベトナム戦争を体験した若者達の青春を描く!ディア・ハンター
タイトル | ディア・ハンター |
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原題 | THE DEER HUNTER |
製作年/製作国 | 1978年/アメリカ |
監督 | マイケル・チミノ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・サベージ、メリル・ストリープ、ジョージ・ズンザ、シャーリー・ストーラー、ルターニャ・アルダ、ジョン・カザール |
収録時間 | 183分 |
映画賞 |
<1978年 アカデミー賞> |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
1960年代末期のアメリカ。ベトナム戦争に出征した3人の若者と、国の残った者達の青春や友情を描いた人間ドラマ。主演はロバート・デ・ニーロで、主人公の親友役を演じたクリストファー・ウォーケンが1978年アカデミー賞の助演女優賞を獲得しています。若き日のメリル・ストリープも出演しています。
<冒頭のあらすじ>
1968年のアメリカ・ペンシルバニア州。マイケル(ロバート・デ・ニーロ)、ニック(クリストファー・ウォーケン)、スタン(ジョン・カザール)、スティーブン、アクセルの5人は、クレアトンという町の鉄鋼所に勤務していた。
彼らは休日に一緒に過ごすほど仲が良く、休みの日は山で鹿狩りを行うごく普通の若者達だった。
そんなある日、スティーブンとアンジェラの結婚式が町の教会で行われ、その後には盛大なパーティーも開催。そのパーティーは、ベトナム戦争への出征が決まっているマイケルとニック、スティーブンの歓送会も兼ねていたのだ。
ニックはパーティーの最中に、若者グループのアイドル的存在だったリンダ(メリル・ストリープ)にプロポーズ。戦争から戻ってきたら結婚しようと告げ、リンだはそれをOKした。
1970年。北ベトナムの戦地でマイケルとニック、スティーブンは偶然にも再会する。しかし、その直後に敵の猛攻撃に遭い、敵側の捕虜になってしまった。
やがて3人を含むアメリカ兵の捕虜達は、川岸にある小屋の床下で繋がれてしまう。そして小屋では、北ベトナムの兵士達が、捕虜のアメリカ兵達にロシアンルーレットを強要していた・・・。
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<「ディア・ハンター」を見た感想>
183分という大作ですが、劇中のセリフは少なく、ドキュメンタリーのようなタッチで描かれている映画でした。
派手なアクションやSF、サスペンス映画がお好きな方の場合は、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれません。しかしながら、戦争で想像を絶せる体験をした若者が故郷へ戻り、苦悩する姿などはとても心に染みる部分がありましたね。
若者達が戦争によって受けた心の傷の大きさを多い知らされるような部分も、多々存在しました。色んな意味でとても感慨深い映画だったと思います。
1978年のアカデミー賞では、作品賞や監督賞、クリストファー・ウォーケンの助演女優賞など、5部門を獲得した作品です。ご興味のある方へ、是非ご覧頂ければ幸いです。
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