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第73回アカデミー賞で4部門受賞!映画「トラフィック」

タイトル トラフィック
原題 Traffic
製作年/製作国 2000年/アメリカ
配給 日本ヘラルド映画、USAフィルムズ
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
映画賞 第73回(2000年度)アカデミー賞:監督賞、助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ)、脚色賞、編集賞
ゴールデングローブ賞:脚本賞、助演男優賞
ベルリン国際映画祭:男優賞
キャスト
(出演者)
マイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、ドン・チードル、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、デニス・クエイド、ルイス・ガスマン、スティーヴン・バウアー、エリカ・クリステンセン
収録時間 148分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
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おすすめ度 星4つ

映画のポイント

アメリカとメキシコ間の麻薬ルートを巡り、これを無くすための戦い続ける男たちの姿を描いた社会派ドラマ。3つの視点で描かれており、実在の人物や実際に発生した事件をもとに作られた映画です。

2000年度のアカデミー賞では、監督賞やベニチオ・デル・トロの助演男優賞など、4部門を受賞。根深い麻薬問題を痛切に描いています。

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映画「トラフィック」の冒頭のあらすじ

アメリカとの国境付近で警備にあたっていたメキシコの警察官・ロドリゲス(ベニシオ・デル・トロ)。彼は相棒のサンチェスと共に麻薬の密輸取引現場を押さえ、大きな手柄を上げようとしていた。しかし、その帰り道でサラサール将軍の軍隊に襲われ、その手柄を没収されてしまう。

その数日後、ロドリゲスらはサラサール将軍に召喚され、任務を与えられる。それは麻薬カルテルの強力な暗殺者・フロセスを捕まえてここに連れてきて欲しいというものだった。ほぼ強制的な命令を受けたロドリゲスは、その任務を遂行する・・・。

アメリカのオハイオ州ではロバート・ウェークフィールド判事(マイケル・ダグラス)が、麻薬撲滅担当の大統領補佐官に任命された。しかし、ロバートの娘・キャロラインは学校で優秀な成績を収めつつも、裏では友人達とドラッグをやっている。それはやがて、ロバートにも知られてしまい・・・。

一方、カリフォルニア州で麻薬密輸の仲介に従事し裕福な生活を送っていたルイスは、突然警察に逮捕されてしまう。妻のヘレーナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は窮地に立たされるも、愛する夫を助け出すべく、弁護士と協議を重ねるのだが・・・。

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麻薬問題の根深さを痛感させられる映画「トラフィック」の感想

麻薬取締の最前線で活躍する警察官、麻薬取締の最高責任者に任命された判事とその娘、そして麻薬仲介で財を築いた夫を持つ妻の3つのストーリーで、麻薬という非常に重いテーマを描き切った社会派ドラマでした。テーマが重いだけに、いろいろと考えさせられる部分もありましたね。

実際に起こった事件や実在の人物をモデルにして描かれているのが信じられないぐらい、本当に根深い問題も提示されていました。

これが本当なのかどうか知る術はありませんが、アメリカにとって大きな衝撃を与えた作品だったのではないかと思います。

この年のアカデミー賞で監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞の4部門を獲得したのも、納得の映画ですね。特に助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロの演技は、本物の警察官じゃないかと思うぐらい、なんとも言えない哀愁が漂っていました。

見ていて笑えるような映画では決してありませんが、人類に蔓延る大きな問題を提起した、ある意味見事な映画だと思います。ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

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