史上初の黒人メジャーリーガーの実話「42 世界を変えた男」
タイトル | 42 世界を変えた男 |
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原題 | 42 |
製作年/製作国 | 2013年/アメリカ |
監督 | ブライアン・ヘルゲランド |
出演 | ハリソン・フォード、チャドウィック・ボーズマン、ニコール・ベハーリー、クリストファー・メローニ、アンドレ・ホランド、ルーカス・ブラック、ハミッシュ・リンクレイター、ライアン・メリマン、ジェシー・ルケン |
収録時間 | 128分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アメリカのプロ野球”メジャーリーグ”史上初の黒人選手となった伝説の男”ジャッキー・ローガン”の人生を描いた感動の伝記ドラマ。根強い人種差別に屈することなく野球に打ち込んだ男と、周囲の理解者達との深い絆を描いた感動作品です。
<冒頭のあらすじ>
終戦後のアメリカ。メジャーリーグの球団の1つ、ブルックリン・ドジャーズのゼネラル・マネージャー、ブランチ・リッチー(ハリソン・フォード)は、黒人選手の起用を発表した。
当時は人種差別の意識が色濃く残っており、交通機関やトイレなどのあらゆる公共機関が白人と有色人種に分けられていた。もちろん、黒人のメジャーリーガーなど前代未聞の話。ドジャーズの幹部は声をそろえてリッチーの案に反対するも、リッチーの固い意志は揺るがない。
何人かの黒人野球選手の中から、ジャッキー・ローガンという男に目をつけ、彼をスカウトした。
リッチーから直接ドジャーズの下部チームへの入団の話を受けたジャッキーは、この話を快諾。リッチーは白人社会からジャッキーを守るべく、様々な根回しを行う。
そして、ジャッキーに対しては、どんなに叩かれても、そしてどんなに辛い状況に陥っても、耐え抜くことを約束させる・・。
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<「42 世界を変えた男」を見た感想>
メジャーリーグで永久欠番となった背番号”42”の選手、ジャッキー・ローガンの伝記映画だったのですが、本当にすばらしかったです。
終戦直後のアメリカは、まだまだ人種差別が色濃く残っている時代です。そんな激動の時代の中で、いかにしてジャッキー・ローガンが史上初の黒人メジャーリーガーとしてデビューできたのか・・。
本当に言葉だけでは語りつくせないぐらいのドラマが、そこにあったのですね。
そして、このストーリーの大きなきっかけを生んだのが、当時のドジャースのGMを務めていたブランチ・リッキーの存在です。彼がジャッキーを見つけていなければ、もしかするとこの話は存在しなかったかもしれません。
ジャッキーが世に出て、バッシングに屈することなく成功できたのも、ブランチ・リッチーを始めとした理解者の支えがあったからだということを、ひしひしと感じることができました。
スポーツ映画、そして人種差別に関する映画の中でも、歴史に残る一作です。
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