母と娘の30年間の人間ドラマ「愛と追憶の日々」
タイトル | 愛と追憶の日々 |
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原題 | TERMS OF ENDEARMENT XXX |
製作年/製作国 | 1983年/アメリカ |
監督 | ジェームズ・L.ブルックス |
原作 | ラリー・マクマートリー |
出演 | シャーリー・マクレーン、デブラ・ウインガー、ジャック・ニコルソン、ジョン・リスゴー、ジェフ・ダニエルズ、ダニー・デヴィート |
収録時間 | 132分 |
映画賞 |
<1983年アカデミー賞> |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
若くして夫を亡くした妻が、娘と共に生きる日々を綴った30年間にもわたる人間ドラマを綴った作品。娘の結婚や出産などを経て、50代にして新たな恋に落ちる女の姿がリアルに描かれています。
1983年米アカデミー賞にて、シャーリー・マクレーンが主演女優賞を、ジャック・ニコルソンが助演男優賞を、ジェームズ・L・ブルックスが監督賞を受賞した映画です。
<冒頭のあらすじ>
1956年のテキサス州ヒューストン。夫を亡くし、寂しさに耐え切れなくなったオーロラ(シャーリー・マクレーン)は、8歳の娘であるエマのベットにもぐりこむ。
それから数年後、隣の家に元宇宙飛行士のギャレット・ブリードラヴ(ジャック・ニコルソン)が引越してきた。ギャレットはいかにも遊び人の中年男で、オーロラは彼に近づこうとしなかった。
1969年。エマは自分の部屋で友人のパッツィーと談笑していた。そこへオーロラがやっきて、大事な話があると告げた。
実は明日はエマの結婚式。しかし、オーロラは相手の男であるフラップ・ホートン(ジェフ・ダニエルズ)のことが気に入らず、結婚を考え直すように最後の忠告を試みたのだ。
しかし、エマの気持ちは変わらない。結婚式はとり行われたが、オーロラは式に出席しなかった・・。
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<「愛と追憶の日々」を見た感想>
時には喧嘩し、離れ離れになったとしても、不思議と心のどこかではお互いに繋がっている存在。そんな親子であり、親友でもあるような母娘の姿が描かれている、人間味溢れる作品だったと思います。
ヒューマンドラマ系の映画と言えば、何かと見てくれる人を感動させるような演出になりがちですが、この作品においてはそんなことはありません。感情めいた演出は少なく、母と娘が生きた世界をまるでドキュメンタリーのように描いていたと思います。それだからこそ、他の映画には無いようなリアルさを感じることができました。
また、この映画では主人公と恋に落ちる宇宙飛行士役としてジャック・ニコルソンが出てきますが、やはりこの人の存在感はすごいですね。ちょっと悪い男というか、はたまたエロい男というか、何とも言えないオリジナリティ溢れる雰囲気をかもし出していました。
今はこのようなリアルな人間ドラマを描いた作品が少ないので、とても貴重な作品だと思います。
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