アメリカ軍史上最強の狙撃手の実話「アメリカン・スナイパー」
タイトル | アメリカン・スナイパー |
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原題 | AMERICAN SNIPER |
製作年/製作国 | 2014年/アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
原作 | クリス・カイル、スコット・マクイーウェン |
出演 | ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ルーク・グライムス、ジェイク・マクドーマン、キーア・オドネル、カイル・ガルナー、ベン・リード、エリース・ロバートソン、サミー・シーク |
収録時間 | 132分 |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アメリカ軍において史上最強の狙撃手と言われた実在の人物、クリス・カイルの自叙伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」を実写化したヒューマン・ドラマ。
アメリカを守りたいという強い愛国心を持ち、自ら戦地に趣いた彼の苦悩や、過酷な地上戦がリアルに描かれた作品です。
監督はクリント・イーストウッド、主演はブラッドリー・クーパーで、ブラッドリーは役作りのため、18キロも体重を増やして役に挑んでいます。
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<冒頭のあらすじ>
子供の頃から父親に「お前は弱いヒツジ達を守る牧羊犬になれ」と教えられ、人一倍強い正義感を持っていた少年、クリス・カイル。彼はテキサス州にて、幼い頃から父親に狩猟を教わりながら育っていった。
やがて大人になったクリスは、強い愛国心が働いて自ら海軍を志願。厳しい訓練にも耐え抜き、特殊部隊のネイビー・シールズに配属され、狙撃手として頭角を現していった。
そしてこの頃、クリスはプライベートにおいてタヤという女性と出会い、2人の仲は急接近。その後、めでたく結婚した。
しかし、クリスの幸せな生活は長くは続かなかった。2001年にアメリカ同時多発テロ事件が発生し、これをきっかけにしてカイルは戦地へと趣いていく・・。。
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<「アメリカン・スナイパー」を見た感想>
仲間を守りたい、アメリカを守りたいという強い愛国心を持ち、国を守るために懸命に戦い抜いたクリス・カイルが、なぜここまで苦しむことになったのか。
実際に戦地に趣いた方々の苦悩や、戦争における地上戦の過酷さなど、本当にいろいろなことを考えさせられる映画でした。映画を見終わってから3時間ぐらい経ちますが、今でも余韻が残っていて、少しボーっとしてしまう感じです。
今現在は過激派組織ISを壊滅するために、アメリカでは地上戦の必要性が議論されています。しかし、地上戦を行うということは、想像以上に過酷な現実に飛び込むということです。実際に趣く特殊部隊の方々のことを考えると、絶対に行って欲しくないというのが本音だと思います。
この作品はクリス・カイルの自伝である「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」をもとにして作られていますが、本人の心情や戦地の状況が実にリアルに描かれていると感じました。だからこそ、心に響くものが大きかったのかもしれません。
クリス役を演じたブラッドリー・クーパーは、ネイビーシールズに成りきるために筋肉を付け、体重を18キロも増やして体当たりで演技されています。帰国後に苦悩する姿も、とてもリアルに演じられていました。
2015年2月現在、このアメリカン・スナイパーはアメリカの戦争映画において史上最高の興行収入を記録しています。それまでは1998年に公開されたプライベート・ライアンが2億1650万ドルでトップでしたが、アメリカン・スナイパーは既に3億ドルを超えており、その後も伸びることが予想されています。
アメリカでは大ヒットした映画とのことですが、アメリカ人であれば一度は絶対見ておきたい映画だと思いましたね。
世界のリーダー的存在であるアメリカが世界の平和を守るためにどれだけ尽くしているのかを知るためにも、日本人である私達も見ておくべき映画だと実感しました。
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