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河瀬直美監督×樹木希林主演の感動作品!「あん」

タイトル あん
製作年/製作国 2015年/日本
配給 エレファントハウス
監督 河瀬直美
原作 ドリアン助川
キャスト
(出演者)
樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子、水野美紀、太賀、兼松若人、浅田美代子
収録時間 113分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星5つ

映画のポイント

ドリアン助川の同名小説を、樹木希林主演、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督で実写映画化した作品。

どら焼屋の店長とアルバイトで雇われたおばあちゃんの交流を綴りながら、涙無しでは見られないラストへと導いてくれます。

しみじみとした演出も素敵でしたが、永瀬正敏さんと樹木希林さんの演技も本当に素晴らしいです。心揺さぶられる名作です。

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映画「あん」の冒頭のあらすじ

千太郎(永瀬正敏)は、小さなどら焼き屋さん「どら春」で店長として働いていた。プレハブ小屋の小さなお店であり、店員は千太郎1人。地元の女子高生や近所の方々にどら焼きを売り、単調な毎日を過ごしている。

そんなある日、どら春に1人のおばあちゃんが訪れる。彼女の名は徳江(樹木希林)。お店の求人募集の張り紙を見て、良かったら雇って欲しいと千太郎に申し出た。

千太郎は時給が安いことを伝えやんわりと断ろうとしたが、徳江はそれでも良いと言う。それどころか、時給は300円でも問題ないと言い出す始末。千太郎は彼女の勢いに押されてしまい、彼女を雇うことになった。

それまで千太郎は朝9時に仕込みをスタートさせ、11時からお店を開けていた。しかし、徳江はそれでは全然遅いからと言って、日が昇る前から「あん」の仕込みをスタート。徳江は手間暇を惜しまず、丹精込めてオリジナルのあんを仕込んでいった。

完成したあんを食べた千太郎は、その美味しさに度肝を抜かれる。そして翌日から千太郎と徳江は二人三脚で仕込みを行い、本当に美味しいどら焼きをお客さんに提供。お店は少しずつ繁盛していくのだが・・・。

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辛い過去を持つ人達の”生”を描く!映画「あん」の感想

人間の人生や生き方について深く考えさせられる、とても意義のある感動的な映画でした。

序盤は千太郎と徳江さんの出会い、そして極上のあん作りから始まり、少し和やかな雰囲気が漂っています。

しかし、後半はこの2人の過去や人間模様が明らかになり、思わぬ方向にストーリーが進んでいきます。そしてラストはもう涙無しでは見られないぐらい、大きな思慮と感動を与えてくれました。

この「あん」という作品は、撮り方が魅力的で、芸術性も出ていると思います。河瀬直美監督は本当に素敵な撮り方をする方だな〜と感心しました。

また、千太郎を演じた永瀬正敏は、本当にシブくてかっこいいです。寡黙な男役がよく似合う実に素敵な俳優さんで、他の作品も見てみたくなりました。

そして徳江を演じた主演の樹木希林さんも、もう唯一無二の演技をされていましたね。樹木さんにしか出せない雰囲気やオーラが、画面を通して感じられます。

本当に予想以上に素晴らしい映画ですので、まだ見ていない方へぜひお薦めしたいです。

ちなみに永瀬正敏主演×河P直美監督の2017年の最新作、「光」も公開されています。こちらもDVDがリリースされたら、早速鑑賞してみようと思います。

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