脱獄囚と少年の逃亡劇「パーフェクト・ワールド」
タイトル | パーフェクト・ワールド |
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原題 | A Perfect World |
製作年/製作国 | 1993年/アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | ケビン・コスナー、クリント・イーストウッド、T・J・ローサー、ローラ・ダーン、キース・ザラバッカ、レオ・バーメスター、ジェニファー・グリフィン、ブラッドリー・ウィットフォード |
収録時間 | 138分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
刑務所から脱獄した中年男と、誘拐された8歳の少年の不思議な交流を描いた感動作。ケヴィン・コスナー主演、クリント・イーストウッド監督・主演の1993年のアメリカ映画です。
<冒頭のあらすじ>
1963年のアメリカ・テキサス州。ブッチ・へインズ(ケビン・コスナー)はテリーと共に刑務所からの脱獄に成功。
車を奪って逃走した2人は、途中で民家へ押し入った。そこでトラブルに見舞われた2人は、8歳の少年フィリップを誘拐してしまう。
その後、ブッチはフィリップに危害を加えたテリーを銃殺。ブッチは8歳のフィリップと共に逃避行を続けた。
フィリップは母子家庭で育ち、父親を知らない。ブッチはフィリップに対して父親のように接し、やがて不思議な友情が生まれていく。
一方、ブッチの追跡に乗り出したのが警察署長のレッド・ガーネット(クリント・イーストウッド)だった。レッドは保安官時代、ブッチを少年院に送った張本人。その後犯罪の常習犯となってしまったブッチを、自分の手で逮捕しようと考えていた。
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<「パーフェクト・ワールド」を見た感想>
脱獄囚と少年のまるで親子のような友情を描いた、素晴らしい映画でした。
中盤はブッチとフィリップの心温まるやりとりも多く、出来ればこのまま逃げ切って欲しい・・と途中で思ってしまうぐらいでしたね。
父親を知らない少年フィリップ、小さい頃に父親から虐待を受けていたブッチだけに、不思議と心通じるものがあったのかもしれません。
しかし、現実は甘くないです。最後はちょっと予想外の展開で、少し悲しい気持ちになりました。
ちなみにタイトルの「パーフェクト・ワールド」は、目指した行き先である”アラスカ”を意味しているそうです。ブッチは父親から1度だけアラスカからの絵はがきを受け取っており、それをいつまでも大事に携行していたのですね。
なかなか無い種類の映画なので、お時間のある方は是非ご覧頂ければと思います。
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