砂漠地帯のあるカフェの物語「バグダッドカフェ」
タイトル | バグダッドカフェ |
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原題 | BAGDAD CAFE |
製作年/製作国 | 1987年/西ドイツ |
監督 | パーシー・アドロン |
出演 | マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ジャック・パランス、クリスティーネ・カウフマン、モニカ・カルフーン |
収録時間 | 109分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アメリカのロサンゼルスとラスベガスの間にある砂漠地帯のモーテル、バグダッドカフェ。ここに夫婦喧嘩の末に1人でやってきた女性と、店を切り盛りする店主の女性との友情。そしてカフェが繁盛するまでを描いたドラマ映画です。
1987年の西ドイツ映画であり、主題歌の「Calling You」は、この年のアカデミー賞最優秀主題歌賞にノミネートされています。
<冒頭のあらすじ>
ドイツの田舎町からアメリカへ観光旅行にやってきた、ミュンヒグシュテットナー夫妻。2人はロサンゼルスのディズニーランドからラスベガスに向かう途中で夫婦喧嘩をしてしまい、妻のジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)はたった1人で車を降りてしまう。
砂漠のような道が広がる中、重いトランクを引きながら歩き続けるジャスミン。彼女がやっと辿り付いた場所は、カフェとモーテル、ガソリンスタンドが併設されている「バクダッド カフェ」だった。
カフェの女主人のブレンダ(CCH・パウンダー)は、ジャスミンを不機嫌そうな顔で迎える。ブレンダには夫や子供もいたが、それぞれの身勝手な行動に対して嫌気が差している最中だった。そして少し前に、ノロマな夫を家から叩き出したところだった。
行くあてのないジャスミンは、このバクダットカフェのモーテルに宿泊することにした。しかしその翌日、ジャスミンのことを怪しんだブレンダは、変な女がモーテルに来ているとして、保安官に通報してしまう・・。
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<「バグダッドカフェ」を見た感想>
それぞれに悩みや問題を抱えた2人の女性。衝突しながらも少しずつ心を許していく姿を見ていて、不思議と心温まるものがありましたね。
始めは廃れ果てていたバグダッドカフェが、ジャスミンが訪れたことをきっかけに少しずつ変化していきます。そして最後には大盛況を迎えてしまうのも、本当に良かったと思いました。
また、映画を見る前まではイラクの首都「バグダード」にあるカフェの話かと思っていたのですが、全く違っていました。舞台は完全にアメリカで、イラクとは全く関係ありませんでした。
1987年の映画なので画質は良くないですし、砂漠地帯のカフェが舞台なので全体的に薄暗いです。しかしながら描かれている人間同士の触れ合いは、どこに世界にも通じるものがあると思いました。
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