衝撃的事件の実話をリアルに描く!ブラディ・サンデー
タイトル | ブラディ・サンデー |
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原題 | BLOODY SUNDAY |
製作年/製作国 | 2002年/イギリス、アイルランド |
監督 | ポール・グリーングラス |
原作 | ドン・マラン |
出演 | ジェームズ ネスビット、ニコラス・ファレル、ティム・ピゴット=スミス、ジェラルド・マクソーリー、キャシー・キエラ・クラーク、ジェラード・マクローリー |
収録時間 | 110分 |
映画賞 | 2002年ベルリン国際映画祭:金熊賞 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
1972年に北アイルランドで起きた「血の日曜日事件」を、ドキュメンタリータッチで描いた映画。イギリスの軍隊と、差別に苦しむカトリック系住民との激しい衝突が、実にリアルに描かれています。
<冒頭のあらすじ>
1972年1月30日の北アイルランド。下院議員であり、公民権運動のリーダも務めているアイバン・クーパーは、報道陣を前にして記者会見を行っていた。
その内容はカトリック系住民に対しての差別や裁判が行われないまま拘禁されてしまう事案に対して、平和的なデモ行進を行うという発表だった。
一方、イギリスの軍隊もこれに反対するかのように記者会見を受けていた。イギリスとしてはこのようなデモ行進は断固として許さず、徹底的に警備を強化。
何か反発する動きがあれば、一斉にこれを迎え撃つかのような準備を整えていた。
クーパーはあくまでも平和的なデモ行進であることを、町を歩きながら人々に呼びかけていた。しかし、一部の若者はイタリア軍に一石を投じてやろうと躍起になっている。
そんな状況の中たくさんの人達が集い、デモ行進が開始されたのだが・・・。
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<「ブラディ・サンデー」を見た感想>
まるで事件の一部始終を実際に撮影していたのかと思えるぐらい、本当にドキュメンタリー色の強いリアルな映画でした。
劇中で取り上げられているのは、血の日曜日事件が起きた1日のみです。記者会見の現場からスタートし、その後実際にデモ行進がスタートします。
リーダーのクーパーは平和的な行進だと訴えているのにも関わらず、町には大人数の軍隊が派遣されて一触即発の状態に。
結果的には一般市民13人が亡くなるという大事件になってしまったわけですが、双方の動きがリアルに描かれているだけに、”なぜ、こうなってしまったのか”という原因も垣間見ることが出来たような気がします。
世界各国で実際に起きた社会的事件に興味のある方は、見ておくべき映画だと思います。
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