デ・ニーロの初監督作品!ブロンクス物語
タイトル | ブロンクス物語 |
---|---|
原題 | A BRONX TALE |
製作年/製作国 | 1993年/アメリカ |
監督 | ロバート・デ・ニーロ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ、チャズ・パルミンテリ、リロ・ブランカート、キャスリン・ナルドゥッチ、ジョー・ペシ、フランシス・キャプラ、タラル・ヒックス |
収録時間 | 121分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
厳格な父を持つ少年がマフィアのボスに気に入られ、まるで”対照的な2人の父”を持ったかのような少年の成長をドラマティックに描いた物語。
名優ロバート・デ・ニーロの初監督作品であり、製作・主演の3役を務めています。
<冒頭のあらすじ>
1960年代のアメリカ・ブロンクス。バスの運転手として働くロレンツォ(ロバート・デ・ニーロ)には、9歳の息子・カロジェロ(フランシス・キャプラ)がいた。
カロジェロは父親から近所のバーに近づいてはいけないと言われていたが、そこには街の顔役として一体を牛耳っていたマフィアのボス、ソニーが(チャズ・パルミンテリ)がいた。
誰からも慕われ、時には恐れられる存在のソニーは、カロジェロにとって憧れの的。ソニーは自分のことを見向きもしないが、カロジェロは事あるごとにソニーを目で追っていた。
そんな中、日中の街中で事件が勃発。ソニーは難癖をつけてきた男に発砲する。その光景の一部始終を目撃していたカロジェロは、証人として警察に呼び出された。
父のロレンツォと共に複数人の容疑者がいる所へ向かうカロジェロだったが・・・。
スポンサードリンク
<「ブロンクス物語」を見た感想>
厳格な父を持ちながらも、少年の頃からマフィアのボス・ソニーに憧れ、やがてソニーのお気に入りの存在となったカロジェロ。
まるで正反対の2人の父親を持ったかのようなカロジェロの成長が描かれており、独特の世界観があってなかなか面白かったです。
ソニーはカロジェロに対して、単なる手下ではなく、まるで父親のように接していきます。カロジェロに対する愛情のようなものが言葉の端々に込められていて、見ていて心温まる部分もありましたね。
それ故に、ラストのストーリー展開はちょっと悲しかったですね。しかしながら、その後のカロジェロの行く末については、是非描いて欲しいと思いました。
ちょっと昔の時代を描いた作品ですが、学ぶべき部分は多い映画だと思います。ちょっとやんちゃな若い世代の方々に、是非おすすめしたいですね。
スポンサードリンク
映画ランキング TOPページに戻る